花粉症の症状のなかには、咳も含まれています。


一般的な花粉症の症状である、鼻水やかゆみなどはないのに、咳だけが出る場合、どういうことが考えられるのでしょうか?


咳だけというと、風邪と勘違いしてしまいそうな症状ですね。


ここでは、咳のみの花粉症について調べていきましょう。

花粉症

花粉症で咳が出る原因は?



花粉症であらわれる症状のほとんどは、花粉が原因でアレルギー反応が出ることです。


鼻水やかゆみもそのひとつですね。


のどに付着した花粉にたいする防御反応として、咳が出るようになります。


花粉症のさまざまな症状のひとつとして咳が出る人もいれば、咳しか出ない人もいるようです。


咳のみの時にまず理解しておく3つのポイント


説明

その1 咳喘息(アレルギー性気管支炎)



普段喘息ではないのに、花粉症の時期にだけ咳が止まらなくなることを「咳喘息」といいます。


一般的な喘息は「発作や呼吸困難を伴う慢性的な咳」であるのに対し、咳喘息は「発作や呼吸困難を伴わない一定期間の咳」とされています。


風邪をひいたときの咳に似ていますが、咳だけが続く場合は咳喘息である可能性が高いです。


咳喘息の原因は、花粉によるヒスタミンの増加と乾燥です。


ヒスタミンは、体内で作られる花粉症の原因物質です。


花粉によってヒスタミンが多量に作られ、鼻や目、口やのどなどが非常に敏感な状態になっています。


花粉症の時期は空気が乾燥している時期でもあります。


鼻づまりなどで口呼吸になるのに加え、空気が乾燥することで口やのども乾燥し、アレルギーが出やすい状態になります。


その2 風邪との違い



咳のみといっても、ほんの少しずつほかの症状も現れている場合があります。


以下5つの違いを書きます。


スポンサードリンク



のどの状態はどうですか?

1、 かゆい

2、 痛い


鼻水の状態はどうですか?

1、 無色透明でサラサラしている

2、 黄色っぽくネバネバしている


熱はありますか?

1、 平熱~微熱

2、 微熱~高熱


目のかゆみはありますか?

1、 ある

2、 ない


その他の症状はありますか?

1、 頭痛

2、 頭痛、下痢、吐き気、寒気、関節痛など


このうち、1が3つ以上なら花粉症を。


2が3つ以上なら風邪を疑いましょう。


その3自己診断は危険

副作用

花粉症のシーズンになって、咳しか出ないから大丈夫・・・という自己診断は避けましょう。


咳喘息も、放っておくと喘息になってしまうことがあるのです。


喘息になってしまうと、発作や呼吸困難を伴う咳が出るようになり、慢性的に咳が出るようになります。


治療には長い時間が必要となり、完治も大変難しいものとされています。


また、咳喘息の症状も酷くなると夜眠れなくなったり、咳のしすぎで吐いてしまう場合もあります。


「咳だけだから」と、自己診断で市販の咳止め薬を服用することも、体への負担になってしまいます。


花粉症のアレルギー症状として咳が出ているのですから、市販の咳止め薬を飲むことは意味がないのです。


咳が長引くときは、花粉症以外の病気が隠れている可能性もありますので、病院で診てもらいましょう。


スポンサードリンク