秋冬の風物詩である銀杏。
焼いて食べるととてもおいしいですよね。

そんな銀杏ですが、実は食べ過ぎると中毒になると言われています。

今回は銀杏の魅力と安全に美味しく食べるためのポイントをご紹介いたします。

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1.実はすごい!スタミナがつく小さなヒーロー!

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銀杏はイチョウの種子のことを指します。

殻の中の仁と呼ばれる部分を食べるのですが、なんとこの銀杏、あんなに小さいのに栄養がタップリなのです。

銀杏に100グラムに含まれる主な栄養素は
・脂質 1.7 g
・ナトリウム 1 mg
・カリウム 700 mg
・炭水化物 39 g
・タンパク質 4.7 g
・ビタミンC 23 mg
・カルシウム 5 mg
・鉄 1 mg
・ビタミンB6 0.1 mg
・マグネシウム 53 mg
 
などです。

銀杏に含まれる脂質には、人間の体内で生成することができない必須脂肪酸を含んでいます。
この必須脂肪酸は細胞膜や血液を生成する材料になるのです。

また、銀杏は非常に低カロリーで、10粒で60キロカロリーほどしかありません。
アーモンドなどの他の種子に比べて非常に低いのが特徴です。
ダイエット中など、カロリーが気になる方にはとてもおすすめです。

また、銀杏は滋養強壮にとても効果があり、スタミナをつけるにはとても相性がいい食材なのです。

その他にも食べ方によっては頻尿やぜんそく・咳止めの薬としても使用される隠れたスーパーフード、それが銀杏です。
中国では、古くからスタミナ食品や薬として知られ、多くの人に親しまれています。


2.意外な落とし穴 銀杏の中毒性を知る

悩む男性
銀杏には、メチルピリドキシンと呼ばれる神経毒が含まれています。
このメチルピリドキシンがビタミンB6の欠乏を引き起こすことによって、銀杏中毒が引き起こされるのです。

主な症状は腹痛・嘔吐・下痢といった食中毒様症状です。症状が重くなると、ふらつきや痙攣なども引き起こし、最悪の場合死に至ります

このメチルピリドキシンによって起きた中毒症状での過去には死亡事例もあり、最近でも2010年に成人女性が銀杏を60個食べたことによる中毒症状を起こしています。
特に中毒症状を起こしやすいのが小さな子どもで、中毒患者の8割は小児、特に3歳未満が多いという報告があります。

「銀杏 中毒」などで検索をすると、チルビリドキシなどの誤った名前で情報を掲載されていることがありますが、正しい名称はメチルピリドキシンです。
誤った情報に騙されないためにも、正式名称をぜひ頭の片隅に置いておいてください。

また、万が一中毒症状が起きてしまった場合には、速やかに医療機関を受診し、銀杏を食べたことを医師に必ず伝えましょう。


3.食べる量を決める

はかり
先ほど書いたように、銀杏には中毒を引き起こす成分が含まれています。
中毒を引き起こす個数の目安としては
小児 7粒以上
成人 40粒以上   とされています。

焼くと香ばしくて美味しい銀杏はついつい手が伸びがちですが、ぐっとこらえて個数の管理をしっかりと行いましょう。
子供に与える場合は数粒でも中毒症状を引き起こす可能性があるので、どんなに多くても5粒以内にし、5歳未満にははじめから与えないようにしましょう。

一日に食べる分をあらかじめ小分けにしておくのもいいですね。

小さな子どもは自分がおいしいと感じるといくつも食べたがってしまいますが、安全のためにもしっかりと個数を管理しましょう。
料理などに混ぜる場合は、どのくらいの量が入っているのか把握するようにしましょう。

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銀杏を使ったおすすめ料理

お皿
銀杏の食べ方といえば、煎り銀杏を想像する方が多いと思います。
他にも炊き込みご飯や、茶碗蒸しの具としても使われますね。

知らない方も多いかもしれないですが、実はオイル漬けも絶品なのです!
オリーブオイルやごま油など、お好みのオイルに漬けるだけで簡単においしいトッピングができあがります。

この調理法だと1年以上保存することができるので、沢山もらったけど使い道がなくて・・・という方はぜひ作ってみてください。


また、ごま油に3ヶ月以上漬けたものは、家庭で簡単に作ることのできる民間薬となります。
一日3粒程度を食べ続けると頻尿などにとても効果があります。

家庭で手軽に健康食品をつくることができるなんて、夢みたいですよね。



おわりに

イチョウ
スーパーや産直などでもたくさん見かけるようになった銀杏。家庭で料理して食べたことはなかった方も多いと思います。
手軽に調理できて健康効果も高い銀杏は、食べる個数さえ気をつけてしまえば料理やお酒のツマミにも使える優秀な食材なので、ぜひ購入して食べてみてください。

美味しさのあまり、別の意味でも中毒にならないようにしてくださいね!


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