甘酢漬けや薬味・お味噌汁など、沢山の料理に使えて根強い人気のみょうが
海外では食用とされておらず、食用での栽培は日本でしか行われていないために日本でしか味わえないという食材でもあります。

そんなみょうがですが、実は高い栄養素を持ち、健康に良い効能が沢山あることを知っていましたか?
今回はみょうがの魅力とオススメしたい理由3つをご紹介します!


スポンサードリンク



みょうがってどんな植物?


みょうがみょうがと言いますが、どんな植物か知らない方も多いのではないでしょうか。

みょうがはショウガ科に属しているれっきとしたショウガの仲間です。

通常花みょうがみょうがと呼ばれる部分は花穂(かすい)と呼ばれるもので、花穂は穂のような形で咲く花のことを呼びます。
この花穂内部には、開花前の蕾が3〜12個程度あり、この部分を「花蕾」と呼ぶ場合もあります。この花蕾を「花みょうが」と言います。
また、若芽を軟白と呼ばれる強い光に当てず、弱光で薄紅色に着色させた栽培方法で育てたものを「みょうがたけ」と呼びます。



1.食べると馬鹿になるは嘘!みょうがで頭すっきり!


みょうがを食べると馬鹿になるという言い伝えがありますが、これは諸説ありますが釈迦の故事によるものと言われています。

釈迦の弟子である周利槃特(しゅりはんどく)は記憶力に乏しく、自分の名前すら忘れてしまうことがありました。そこで釈迦が名荷(みょうが:名札の事)を首にかけさせたのですが、名荷をかけたことさえも周利槃特忘れてしまいました。
名荷と茗荷が同音であったので、このような言い伝えができたと言われています。

実際にはみょうがには物忘れをひどくする効能はまったくないので安心して下さい!
そして言い伝えとは逆に、みょうがには頭をすっきりさせる効果があるのです!

みょうがには、α-ピネンと呼ばれる香り成分が含まれています。みょうがの独特の香りは、このα-ピネンの効果によるものです。
α-ピネンはみょうがの他にも、檜やパインといった樹木系の精油に含まれていることが多く、森林浴効果血行促進の効能を持ちます。
このため、頭をすっきりさせたり血流を良くしたりするのです。
その他にも、抗菌作用免疫向上作用も持つので、風邪などの予防にも期待できます。

それだけでなく、α-ピネンには食欲促進やデトックス効果ホルモンバランスを整える効果まであり、婦人科系の病気予防にも向いています。


スポンサードリンク



2.みょうがは栄養素が抜けにくい!


みょうがと花みょうがでは、構成する栄養素に違いはほとんどありません。
花みょうがは名前の通り花穂部分であるために、炭水化物やカロリーがみょうがたけに比べやや高くなっています。

みょうがたけ(100g)の主な栄養素
エネルギー 7kcal
たんぱく質 0.4g
炭水化物 1.5g
食物繊維 1.1g

花みょうが(100g)の主な栄養素
エネルギー 12kcal
たんぱく質 0.9g
炭水化物 2.6g
食物繊維 2.1g

みょうがは低カロリーで少ない量でもパワーを発揮します。
家庭で食べるみょうがの量はあまり多くないと思いますが、食べ過ぎなくてもその栄養効果をしっかりと受けることができます。
また、アク抜きの際などに強く絞ったりしない限り栄養が抜けることはほとんどないので、どんな食べ方でもしっかりと栄養を摂取することができます。



3.妊婦にはOK?NG? 妊娠中はアク抜きみょうががおすすめ!



婦人科系の病気に対して良い効能を持つみょうがですが、実は妊婦さんにはあまりおすすめできない食べ物です。
なぜかというと、みょうがに含まれる苦味成分が胃腸の働きを弱めてしまい、結果として栄養の吸収を妨げてしまいます。
栄養の吸収が妨げられると、体温の低下につながり、流産や早産のリスクを高めることになってしまいます。

この苦味成分はアク抜きを行うことでなくせるので、薬味など、生で摂取することは控え、できるだけアク抜きをしたものを食べるようにしましょう。

しっかりとアク抜きしたみょうがであれば、前述したようなα-ピネンの持つ素晴らしい効能を得ることができるので、妊娠中の方にはぜひ食べて頂きたい食材になります。

生で食べるレシピが多いですが、天ぷらやみそ汁など、火を通して使用するレシピも沢山ありますので、「妊娠中だけど、やっぱり食べたい!」という方はぜひとも探してみて下さい。



おわりに


夏から秋にかけて多く見かけ、口にすることの多いみょうが。
今まで知らなかった栄養や効能を知ることで、より食べる楽しみが生まれるのではないでしょうか。
味だけではなく、ピリっとした爽やかな香りによって、体調不良も吹き飛んでしまうと思います。

食べ方に少し気をつけるだけで、栄養や効能を無駄にせず摂取することができるので、いつものレシピじゃ飽きちゃった…という方も、新しい料理法にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

スポンサードリンク