アピオスという野菜を、皆さんは知っていますか?
中々聞き慣れない名前の食材ですが、近年その効能が注目されてきています。

今はまだ見かけることの少ないこのアピオスですが、その高い栄養効果と効能はこれから徐々にブームとなっていくのではないでしょうか。

今回はそんなアピオスの食べ方と効能をご紹介します。


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まだまだ低い知名度 だけどすごいヤツ


アピオスは、北アメリカ北西部が原産と言われているマメ科のつる性植物です。
その形はとても小さく茶色いサツマイモのようです。
マメ科ではありますが、数珠のように連なった塊根という部分を食べます。

日本では青森県がトップの生産量を誇っていますが、まだまだ生産地は少なく、少しずつ拡大して行っています。
断面は白く、自然薯に似ています。

アピオスという名前の他に、アメリカホドイモと呼ばれることも有りますが、日本古来のほどいもとはまったく違う種類になるので注意が必要です。




小さいからだ たくさんの栄養

アピオスひとつひとつはとても小さく、指先にちょこんと乗る程度の大きさしかありません。
しかし、その栄養価はとても高く、インディアンのスタミナの源とも言われています。

まず、似たような形のじゃがいもと比べてみると
カルシウム 30倍
たんぱく質 3倍
鉄分 4倍
エネルギー 2.5倍
ナトリウム 10倍

とかなり高い数値を示しています。
他にも、食物繊維がさつまいもの3倍他の芋類には無いビタミンEを含んでいます。
数字で見るだけでもかなりの高栄養価だとわかりますよね。
次は、アピオスの持つ栄養の効能を詳しく見てみましょう。



パワフル!でも繊細なアピオスの効能


アピオスの持つ効能は、どれも非常に健康に良いものばかりです。
まず、先ほど見て頂いたようにアピオスには非常にカルシウムが豊富に含まれています。
アピオスはカルシウムがたくさん含まれていることによって、歯や骨を強くしたり、血液の凝固に深く関わっています。また、神経を安定させ、イライラを解消する効果も持っています。


その他にも、ペプチドが含まれているので、血圧降下作用もあります。
大豆ペプチドなどを含んだサプリも発売されていますが、アピオスを摂取することでサプリに頼り切ること無く健康な食生活を送ることができます。

大豆ペプチドと同じく、マメ科に含まれている栄養素と言えばイソフラボン
勿論同じ、マメ科のアピオスにもこのイソフラボンが含まれています。
イソフラボンはポリフェノールの一種で、更年期障害に非常に効果があると言われています。

エネルギーが高いということは炭水化物が多く含まれているということ。
その分糖質も多いので、糖質制限ダイエットをしている方には向きませんが、スポーツや長時間の勉強など、すぐにエネルギーが必要になる方には非常に良い食べ物と言えます。

以上がアピオスの主な効能ですが、スポーツをしている方に特に向いている食材だと言えますね。


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まだまだある効能と健康効果

アピオスには、上に挙げた効能の他にもまだまだ健康に良い効果を持っています。
食物繊維が多く含まれているために便秘の解消や整腸効果。ニキビや肌荒れなどを防ぐ美肌効果。アトピーや花粉症と言ったアレルギー症状にも効果があると言われています。
その他にも肝臓疾患や腰痛、肥満や糖尿病、前立腺肥大など実に多くの病気に対して予防効果があるのです。
一日に大量の野菜を食べ分けること無く、このアピオスだけで多くの症状に対してカバーリングができてしまうのです。


アピオスのおいしい食べ方


こうなると、次に気になるのはその食べ方ですよね。
調理が難しそうなアピオスですが、意外にも食べ方やアレンジはとても簡単で、おやつ感覚で食べることもできます。
また、高栄養価なので毎日大量に食べ続ける必要がないのも魅力的です。
味はじゃがいもとさつまいもを足した感じというか、栗に似ているというか、なんともこれ!とは言い切れませんが、お子様でも食べられるのは確かです。


素揚げにして塩をふったり、オーブンでちょっと香ばしく焼き上げてみると、栗に似ている味でほくほくとしておいしいですよ。

大きめのアピオスは茹でると里芋に似た風味がするので、里芋の代わりにアピオスを使って調理をするのもオススメです。
皮付きのまま食べることができるので、より栄養を摂取したい場合は皮を剥かずに調理することをおすすめします。

ただし、食べ過ぎには注意が必要です
食べ過ぎるとお腹を下したりすることもあるので、一日に2〜4を目安に摂取して下さいね。
大きさに多少ムラがあるので、大きいものは大人の方が食べ、お子様には少し小さいものにすると良いと思います。


保存する際は乾かないように新聞紙などでくるみ、ビニール袋に入れて保存して下さい。
常温でも保存できますが、冷蔵庫に入れた方が長持ちします。
長期間保存したい場合は、一度茹でてから冷凍して下さい。
生のまま冷凍してしまうと、折角の栄養が損なわれてしまうので注意が必要です。



おわりに


まだ生産数が少なく、入手できるところも限られているアピオスですが、じゃがいもやさつまいもに比べ、少量で高い効能を得ることができます。
通販サイトなどでは販売されているので、気になっている方はそちらを検討してみてはいかがでしょうか。
また、アピオスは芋類と同じで種芋から栽培することもできるので、家庭菜園や畑を持っている方は、ご自分で栽培してみるのも良いと思います。

少しずつ普及し始めているアメリカ生まれのスーパーフード、アピオス。
大流行になって品切れになる前に、自分の手で育ててみるのも一つの手かもしれません。


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