寿司ネタやおつまみとして根強い人気を誇るホッキ貝
昔は食べられなくても、大人になった今は好きになったという方も多いのではないでしょうか。

そんなホッキ貝ですが、実は食中毒の危険性があることをご存知でしょうか。
寄生虫などの体に害のあるものを避け、安全に食べるために注意するべき点をご紹介します。


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恐ろしい貝の食中毒


ホッキ貝をはじめとした貝類には、食中毒を起こす危険性があります。
貝毒と呼ばれる食中毒の症状は貝の種類によって様々有りますが、最悪死に至ることもあります。
以前テレビ番組で、ムール貝の貝毒によって大勢の方が亡くなった事件が取り上げられていたので、それを見た方もいらっしゃるのではないでしょうか。

牡蠣を食べてあたった経験がある、という方もいらっしゃるかもしれませんが、貝毒による症状と傷んだ貝の症状、似たような症状のノロウィルスの可能性がありますので、貝を食べて具合が悪くなってしまった場合は、速やかに医療機関を受診して下さいね。


こんな恐ろしい食中毒ですが、スーパーなどで市販されているものや、きちんと整備されている潮干狩り場などで取ったものはきちんと検査されているものなので貝毒にあたる心配はあまりありません。
もし、検査の結果危険と見なされた場合はきちんとテレビなどで公表されます。

一番恐ろしいのは個人で取ってきた貝。法律上本来は漁師さんなど、許可されている方以外が取ってはいけないのですが、個人で取った貝は検査のしようがなく貝毒が含まれていても気がつかない場合が有ります。
乱獲を防ぐ以外にも、命を守るための決まりでもあるので、ルールはしっかりと守りましょう。




体を守るポイント1 毒の部分を知ろう

前述したような貝毒ですが、ホッキ貝をさばく際に注意すれば毒を蓄積する部分を取り除くことができます

ホッキ貝には中腸腺(ウロ)と呼ばれる部分があり、ここに毒を溜め込みます。
このため、さばく際はこのウロとヒモについている黒い線のようなものを取り除く必要があります。

このウロですが、取り除くのを失敗すると破けて食べられる部分を汚してしまったり毒がついてしまって危険です。
北海道漁連のホームページ上に画像付きで簡単なウロの取り方がありましたので、そちらを見ていただければご家庭でも安全にホッキ貝を食べることができますよ。


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体を守るポイント2 寄生虫について知ろう

ホッキ貝には、寄生虫がついていることがあります。
剥き身でない活ホッキ貝を購入し、家庭で捌くと寄生虫がついていた、ということもよくあるそうです。
この寄生虫、ヒモビルという名前でちょっと気持ちの悪い見た目ですが、実は食べてしまっても人間に害はありません。

とは言ってもなかなか気持ちの悪い見た目ですので、自分の体の中に入ってくるのは嫌ですよね。
捌くときにしっかり気をつけていれば取り除くことはできますので、絶対に嫌だ!という方は注意深く見て下さいね。
24時間以上冷凍したり加熱したりすれば完全に死滅すると言われているので、どうしても気になる方はそちらの方法を試してみて下さいね。

結構見た目が気持ち悪いので、興味本位で検索してしまうと後悔してしまうと思うのでお気をつけ下さい。



体を守るポイント3 おいしいホッキ貝の見分け方を知ろう

これは体を守るためというよりも、おいしいホッキ貝に巡り会うためのポイントですが、前述した2つのポイントを見てホッキ貝に対して嫌悪感を抱いてしまった方もいらっしゃると思うので、今度はホッキ貝の魅力をお伝えしたいと思います。


おいしいホッキ貝の見分け方ですが、有名な産地のものを食べたい!となれば、間違いなく北海道の苫小牧市のものがオススメです。
日本一の漁獲量と大きく歯ごたえのある身は、ホッキ貝のおいしさを堪能できますよ。

もし漁協の市場やスーパーで販売されている活ホッキ貝の中から良いものを選びたいという場合でしたら、できるだけ12センチ以上の大きさのもので、ずっしりと重いものを選びましょう。
この際に、殻から出ている吸管という部分を触ってみて、すぐに引っ込むと生きの良い証拠です。
この2つを注意して選ぶと、おいしいホッキ貝を食べることができると思います。


また、ホッキ貝は産卵期である5月と6月以外であれば一年中旬であると言えます。
産卵期中は、産卵を終えて身が痩せてしまったホッキ貝が多いので、おいしいものを食べたい場合はその時期を外すのが良いです。




おわりに


ホッキ貝には、貝毒や寄生虫と言った気をつけるべき点もありますが、味も良くとても美味しい食材です。
貝毒に関しては、定期的に漁協のホームページなどを確認すると、貝毒による中毒にあたる可能性は低くなります。
勿論、絶対にならない!というわけではありませんので、もしもの際は速やかに受診して貝を食べたことを医師に伝えて下さいね。

いつでも楽しめる美味しい食材ですので、まだ食べたことがないという方もぜひ一度召し上がってみて下さい。


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