珍味として知られている亀の手
普段なかなか市販されているところは見かけませんが、珍味を取り扱う飲食店で目にしたり口にした方はいらっしゃるのではないでしょうか。

ちょっと敬遠しがちな見た目のインパクトはありますが、実は食材としてとても素晴らしい味なんです!
今回は、思わず挑戦してみたくなる亀の手の食べ方のポイントをご紹介します。


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見た目とのギャップ大!亀の手は実は…



どこからどう見ても不思議な生き物にしか見えない亀の手ですが、じつはこれ、甲殻類でエビや蟹の仲間なんです!
見た目からは想像ができませんが、いつも食べてるエビやおいしい蟹の親戚なんです。

貝類ではないので、貝毒の心配はありませんが、実は亀の手にも毒の危険性があります。
なぜかというと、亀の手は植物性プランクトンを主食としているため、そのプランクトンに毒が含まれていると亀の手の体内に毒が蓄積されてしまうのです。
しかし、海中に漂っているプランクトン全てが毒を盛っているわけではないので、通常は亀の手が毒化しているわけではないと言えます。

各都道府県の貝毒情報に載っていますので、不安な方はそちらをご覧下さい。



亀の手の基本の食べ方とその調理法


調理が難しそうな亀の手ですが、一般家庭でも簡単に調理することができますよ。
今度はその手順をご紹介します。

まず、どんな調理法でも共通して行わなければならない下処理があります。
それは、亀の手を洗うことです。
泥や海藻がついて汚れていることがあるので、水で綺麗に洗い流して下さい。
このとき、手を切ることがあるので慎重に洗って下さいね。

基本の塩ゆで
材料
亀の手 好きな量
水 亀の手の2〜3倍の量
塩 小さじ1

①亀の手をきれいに洗う
②鍋に水を入れ、塩と亀の手を入れてから火にかける
③アクを取り除きながら沸騰させて5分ほど煮る
④ザルにあけて流水で軽く流す

意外なことに、亀の手の塩ゆではこれだけで済むんです。
あとはこのまま食べることができます。
食べる時は、亀の手の根元の袋の部分を手で破きます。
そうするとピンク色の身が出てくるので、そこを食べます。

見た目こそグロテスクですが、味は絶品!
うっすらとした磯の風味とエビと蟹を混ぜてより濃厚にした味が広がります。
酒の肴としてもオススメです。


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意外な食べ方!亀の手アレンジ料理

塩ゆでが一般的ですが、実は亀の手を使った料理はそれだけではありません。
実は洋食にも合う亀の手を使ったアレンジ料理をご紹介します。

亀の手パスタ
パスタ お好きな量
亀の手 適量
オリーブオイル 大さじ2
にんにく 1片
しじみだし(無ければ和風だしの素) 小さじ2

①上記のやり方で亀の手を塩ゆで
②塩ゆでが完了したら流水にさらして身を剥き少し冷ます
③パスタを茹でる(規定の時間より1分早めに上げる)
④刻んだにんにくとオリーブオイルをフライパンに入れ、火にかける
⑤オイルに香りがついたら茹で汁を入れてゆすり乳化させる
⑥しじみだしを入れる
⑦ゆで上がったパスタと亀の手をフライパンに入れて混ぜる
⑧盛りつけて完成

しじみだしを入れることで、簡単に和風パスタに仕上げることができますよ。
規定の時間より早めに上げることで最後に混ぜるときにパスタが伸びません。
さっぱりとして味が良い方は、ゆでた亀の手にすだちを絞るとさわやかな酸味がしておいしくなりますよ。


このように、亀の手は案外アレンジも簡単なので、様々な料理に試してみてはいかがでしょうか。




おわりに


食べれば美味しく、案外色々なところで活躍できる亀の手。
流通量がまだ少なく高値であるために中々家庭で食べることはできませんが、一度食べてみるとハマってしまう方もいるくらい美味しいので、販売しているのを見かけたらぜひ購入して挑戦してみてほしいです。

上記で上げたレシピの他にも、お吸い物にしたり炒めたりと、様々なレシピがありますので、どんな料理があるのかもっと知りたい!という方は検索してみて下さい。
ただ、亀の手レシピの紹介ページがまだまだ少ないので、好みのレシピが見つからなかったりする場合もあるかと思います。
ハードルがなかなか高いですが、自分でアレンジ料理を考えてみるのも料理の楽しみの一つですし、面白いと思います。

簡単に手に入る食材ではないので、実行できるかは皆さん次第にはなりますが、味がシンプルな分何にでも活躍できる食材です。
亀の手はまだまだゲテモノというレッテルが貼られているので、いずれその魅力に気づく方がもっと増えて下されば良いなと思っています。
マイナーな食材ですが、挑戦したことがないという方もぜひ一度口にしてみてくださいね。


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