一時期もの凄いブームとなった梅シロップ
梅自体が初夏から夏にかけてのイメージがあるため、春が近づきつつも場所によってはまだまだ寒い今の時期はすっかり疎遠になってしまった方も多いのではないでしょうか。

一度作ってみたけど結局使い切れなかった…味に飽きて捨ててしまった…という方にぜひとも見ていただきたいのですが、実は梅シロップには、スーパーフードと呼べるほどの効能があるんです!

今回は、まだまだ知らない方も多い梅シロップの持つ効能と、そのポイントである発酵についてご紹介します。


スポンサードリンク



梅そのものよりも良い!?梅シロップの健康効果


夏頃から飲み始める方も多い梅シロップですが、その健康効果は非常に高く、風邪や夏バテの防止にも効果的です。
梅をただ食べるよりも手軽に摂取できるので、簡単にその効能を受けることが出来ます。


そもそも梅シロップの持つ効能は、梅本来が持つクエン酸による疲労回復効果や、整腸作用といったものから、新陳代謝を促進することによって美肌効果や老化の防止効果もあります。

それだけでなく、梅シロップにすることによってクエン酸やリンゴ酸を効率的に抽出・摂取することができるため、抗酸化作用血行促進効果をより高い効果で得ることが出来ます。
このため、夏バテの防止や梅の持つ殺菌効果によって風邪の予防にも良いのです。
梅を毎日沢山食べるのは大変ですが、梅シロップを使ったジュースなら毎日飲めますよね。
梅シロップの最大の魅力は、摂取の手軽さなんです。

摂取が手軽なため、梅の浄血作用や肝機能向上効果を活かした二日酔い対策も、梅シロップを使ったジュースを飲むだけでできちゃうんです。
流行しているから…と作ったのはいいものの、結局捨ててしまったという方も、改めて梅の健康効果を見てみると、もう一度試してみたくなりませんか?



実は手軽な梅シロップづくり 最大のポイントは発酵!



こう書かれると発酵させるのが良いかと思われそうですが、梅シロップづくりで大事になるのはいかに発酵させないか、なのです。
発酵が進んでしまうと、アルコールが出来てお酒のようになりますが、これを超えるとただ腐ってしまいます。
今回はお子さんでも安心して美味しく飲める梅シロップを作るために、いかに発酵を抑えて梅シロップを作るかをそのポイントをご紹介します。


スポンサードリンク



発酵させない梅シロップづくりのポイント

梅ジュースなどに使えるシロップの作り方は、別記事で紹介しているのでそちらを御覧ください。

シロップを作る際、発酵してしまう一番の原因は砂糖の溶け残りです。
梅を漬けるとき・漬けてからかき混ぜる回数が足りなかったりすると、白い泡が出てきてしまいます。
この状態になると、梅が発酵してきてしまったサインです。
多少の発酵なら適切な処置を行えば問題ありませんので、以下のように処置してください。

漬けてから10日以上経っている場合
①梅の実を取り出す
②液だけをホーロー鍋に移して火にかける
③アクを取り除きながら弱火で煮る
④アクが出なくなったら火を止め、液を冷暗所など涼しいところで保存する

取り出した梅はジャムなどにすると美味しいですよ。
シロップを保存するときは、作成した年月日などをメモなどに書いて貼り付けておくと管理がしやすいです。


漬けてから10日未満・エキスが十分出ていない場合
①梅の実を取り出す
②液だけをホーロー鍋に移して火にかける
③アクを取り除きながら弱火で煮る
④アクが出なくなったら火を止め、元の容器に液と梅の実を戻す
⑤冷暗所で保管し、エキスが十分出るまで漬ける

この後十分エキスが出て漬かったら、梅を取り出して下さい。
容器に戻すときは粗熱をしっかり取って下さいね。

適切な処置を行えば、問題なく梅シロップを作ることは出来ますが、梅にポツポツとした白い点や液に泡ではなくもやもやとしているものが浮いていたりする場合は、残念ながらカビてしまっています。
こうなるとどうすることもできなくなってしまうので、最初に容器をしっかり消毒し、梅の水気を切るなど、基本的なところがおろそかになっていないか十分チェックしながら行って下さいね。

また、発酵を抑えるために入れる砂糖を4つに分けて入れるという方法もあります。
漬けるとき、三日後、五日後、六日後に分けて入れることで、砂糖が溶けるのを早くし発酵を抑えます。
この時も、砂糖を入れたらしっかりとかき混ぜることを意識して下さい。


おわりに


これから暖かくなり、青梅が登場する季節がもう少しで訪れます。
初夏に漬けるとちょうど夏の暑い時期に楽しむことができるので、作ったことがない人も、前回諦めてしまった人も、是非挑戦してみてはいかがでしょうか。

飲むだけで風邪の予防や美容効果など多くの効能を得ることができるので、継続して飲み続けることをおすすめします。

ジュースやお酒の割物だけでなく、スイーツなど様々なアレンジレシピも公開されているので、それらを参考にたくさんの食べ方で楽しんでください。


スポンサードリンク