日本で最も飲まれている栄養ドリンクとして、知らない人はいないくらい知名度の高い、まさに栄養ドリンクの中の栄養ドリンクが、リポビタンDです。

「タウリン1000mg配合!や「ファイト1発!」といったキャッチコピーは日本人なら一度は耳にしたことがあるでしょう。

今回は、そのリポビタンDについてまことしやかに語られている飲みすぎは肝臓に危険という事実は本当なのか、調べてみました。

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タウリンの影響?


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まずリポビタンDの中で肝臓に影響を与えるものはと考えると真っ先に思い浮かぶのが、タウリンだと思います。

肝臓などの臓器へ効果があり、リポビタンDの有効成分のなかで最も含有量が多いのもタウリンです。
肝炎への有効性が示唆されており、経口摂取によって急性肝炎患者の肝機能が改善されたという事例があるようです。
つまり肝臓への影響が大きいということなので、毎日の摂取で肝臓へ負担があるのかな?という予想がつきます。

さらに、医薬品に含まれているタウリンは化学合成のものがほとんどですので、魚介類などに含まれるタウリンとはその生まれからして違います。
魚介類などを食すことによって摂取できるタウリンと違い身体へ何らかの影響がないとはいえません。微々たるものだとしても。

そういったことを考えると、リポビタンDを毎日摂取していれば、副作用としてタウリンの影響で肝臓にダメージがあると言えなくもないのかもしれません。

糖分や添加物も


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しかし、リポビタンDには、タウリンだけが含まれているわけではありません。
そのほかにも様々な成分が含有されていますし、添加物も多く入っています。

特に、タウリンよりも多く含まれているのが糖分です。
2004年時点の情報ではありますが、リポビタンD1本中にタウリン1gに対して、糖分は約19g含まれているようです。
その事実だけを見れば、タウリンよりも糖分のほうが影響が大きそうです。

そして、保存料や香料といったリポビタンDに含まれる添加物も無視できないものです。
添加物は単一の添加物での摂取は安全だと日本では言われていますが、何種類もの添加物を同時に摂った場合の安全性ははっきりとしていません。
香料にいたっては、表示義務がありませんので、一つの食品や医薬品などに、何種類の香料を使用しているかも不明です。

タウリンも糖分も添加物も、リポビタンDに含まれているあらゆるものが肝臓やそのほかの部位に影響を与えるでしょう

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リポビタンDを飲む状況


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さらに、リポビタンDを飲む状況も考える必要があります。
栄養ドリンクとして販売されているし、CMなどでも疲労回復などへの効果を謳っているような商品ですから、これを飲む多くの人が、疲れたときに飲むと考えられます。

そうした疲労感や身体の不調があるときに、濃い糖分と肝臓へ影響のあるタウリンや様々な添加物が含まれた栄養ドリンクをぐいっと飲めば、体力の落ちた身体や肝臓はつらいでしょう。

糖分などの効果で一時的に身体が元気になった気はするかもしれませんが、その元気は持続せず、すぐにまた疲れるはずです。
そうして毎日リポビタンDを飲む生活を送られているかたもいることでしょう。
疲れた身体や肝臓は栄養ドリンクで無理やり働かされ、急激に様々な成分を摂らされることで、余計に疲れやすくなっていくことと思います。
弱っている身体を酷使することでも、影響が出ている可能性は大いにあります。

そして、もう一つ考えなくてはいけないのは、人はリポビタンDだけを飲んでいるわけではない、ということです。
今の日本では多くの方が、毎日コーヒーやコーラ、清涼飲料水といったものを飲まれていると思います。
さらには魚介類を食べることも多いでしょうし、アルコールの摂取もあるでしょう。
そうしたものから摂る糖分やタウリン、アルコールなども、肝臓へ影響があります。
必然的に、糖分のとりすぎ、タウリンの摂取過剰、アルコールの摂取過剰、ジュースや食品に含まれる何十種類もの添加物の摂取過剰が起きてくることと思います。

毎日毎日肝臓はそれらの物質に対応しなくてはいけないので、日に日に肝臓は疲れていくことが想像できます。

まとめ


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以上のことから、リポビタンDの飲みすぎは肝臓に危険という話は、本当ではないかと思います。

リポビタンDに含まれる多量の糖分や添加物の影響による肝臓へのダメージ。
さらにリポビタンDに上乗せして日々の食事から摂取される糖分やアルコール、添加物などの影響。
そうしたもので、日々肝臓にダメージが与えられていることは十分に考えられます。

リポビタンDを飲んでいなければ、糖分もタウリンも添加物もそれだけ摂取量が少なく済みます。
その分魚介類を食べるなどして適切に食事からタウリンを摂取したほうが、リポビタンDを飲む目的である「疲労回復」「滋養強壮」などには効果が大きいと思います。

そうしたことを踏まえたうえで、リポビタンDの常用は食生活とあわせてしっかりと管理したほうが良いでしょう。
肝臓が悲鳴を上げる前に!

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