お酒を飲むのが好きな方も多いですよね。


でも、おいしいお酒を楽しい気分で飲んだのに、次の日二日酔いになってしまうと、一気に気分が下がってしまいますよね


なるべく酔わないようにする予防する方法や、「これが効くらしいよ」といった噂は様々あるのですが、その中の1つに「ハイチオールcを飲むと酔わないようになる」という噂があるのだとか。


そこで今回は、ハイチオールcの副作用や効果、そして「酔わないようになる」という噂は本当なのか、解説したいと思います。


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ハイチオールcの効果



ハイチオールc

ハイチオールcには、次のような効果があるとされています。



◇シミ・そばかすなどの色素沈着の改善
◇全身倦怠感の改善
◇二日酔いの予防
◇ニキビ・肌荒れなどの肌トラブルの改善



種類別で見ると、



【ハイチオールcホワイティア(第3類医薬品)】
◇シミ・そばかすの改善


【ハイチオールcプラス(第3類医薬品)】
◇シミ・そばかすの改善
◇体の疲れやだるさの改善
◇二日酔いの予防


【ハイチオールcプルミエール(第3類医薬品)】
◇シミ・そばかすの改善
◇二日酔いの予防


といった感じになっています。


酔わないようになるのは本当?



「ハイチオールcを飲むとお酒に酔わないようになる」というのは本当です。


「酔わないように」というより、「二日酔いをしにくい」と言ったほうが正しい表現になります。


先ほどの「ハイチオールcの効果」の項目でもすでに出ている通り、ハイチオールcの二日酔いへの効果は、製造・販売を行っているエスエス製薬も公表しています。


というのも、ハイチオールcという薬は、元々は二日酔いの薬として製造・販売されていたものだからです。


二日酔いの薬として製造・販売されていた過程の中で、現在多くの方が認知している「シミ・そばかす」に対する効果があることがわかり、1990年代後半からはシミ・そばかすへの効果のほうに重点を置いて製造・販売されるようになったのです。


比較的高い年齢層の方の間では、「シミ・そばかすに効果がある薬」というよりも「二日酔いに効果がある薬」として認知されており、他の二日酔いの薬と同じコーナーに陳列されていることもあるのだとか。


ここ数年の間で話題に上ってきたのは、「シミやそばかすに効果がある」ということしか知らなかった若い年齢層の方にとって、新しい発見であったからなんですね。


二日酔い予防に効果を発揮する「Lシステイン」とは?



「ハイチオールc」が二日酔いに効果を発揮する理由は、ハイチオールcの主要成分である「Lシステイン」にあります。


Lシステインとは、人間の皮膚や肝臓に元々存在している成分のことです。


このLシステインには、シミやそばかすを改善するのに欠かせない「ターンオーバー」を促進する効果がある一方で、アルコールに対しては「アルコールとアセトアルデヒドの分解を助ける」という効果があります。


もう少し詳しく説明すると、アルコールとアセトアルデヒドを分解する「脱水素酵素(ALDH)」の働きを活性化してくれます。


そのため、アルコールとアセトアルデヒドを速やかに分解し、体外へ排出してくれるのです。


「アセトアルデヒド」とは?



アセトアルデヒドは、アルコールを肝臓で分解する過程で発生する有害物質のことです。


二日酔いの症状が引き起こされる原因は他にもあるのですが、このアセトアルデヒドも大きく関わっており、アルコールの分解が追い付かないと、翌日までアセトアルデヒドが体内に残ることになります。


アルコールの摂取量が多ければ多いほど、発生するアセトアルデヒドの量は多くなるので、その分アセトアルデヒドが体内に残りやすくなってしまうのです。


体内に残ったアセトアルデヒドは、頭痛・吐き気・だるさなどの二日酔い特有の症状を引き起こします


日本人はアセトアルデヒドに弱い



「アルコールの摂取によって有害物質が発生する」ということだけでも十分恐ろしいですよね。


そのことに加えて、残念ながら日本人は「アセトアルデヒドに弱い」という体質の遺伝もあります。


日本人の体質というのは、元々アルコールとアセトアルデヒドを分解する脱水素酵素の働きが弱いのです。


一言で言えば、「お酒に弱い体質」ということ。


脱水素酵素の働きが弱いと、アルコールの分解がすでに終わっているにも関わらず、アセトアルデヒドが体内に留まって二日酔いを引き起こします。


ちなみに地域で見ると、中部・近畿・北陸・九州北部の人はお酒に弱い傾向があり、逆に関東・東北・九州南部・沖縄の人はお酒に強い傾向があるそうです。


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二日酔いを予防するハイチオールcの飲み方



薬を飲む女性のイラスト

ハイチオールcの用法・用量は、成人で「1回2錠・1日2回まで」となっています。


つまり、「1日4錠まで飲んでも良い」ということになります。


二日酔いを予防するのであれば、



◇お酒を飲む1時間から30分前に2錠
◇お酒を飲み終わった後に2錠



この飲み方がオススメです。


二日酔いの予防になる上に、酔いにくくなります


ただ、酔いにくくなるということは、その分「お酒を飲む量が増えてしまう可能性がある」という落とし穴もあります。


アルコールの摂取量が多ければ多いほど、ハイチオールcも効果が発揮できなくなってしまうので、飲み過ぎには注意してください


ちなみに他にも、次のような方法で飲み過ぎや二日酔いを予防することができます



◇先にアルコールの吸収を遅くする食べ物を食べておく
◇お酒を飲みながら水もたくさん飲む
◇あらかじめ飲む量の上限を決めておく
◇後半はノンアルコール飲料やソフトドリンクに切り替える
◇遅い時間帯には飲まない



ハイチオールcの副作用



よく分からないカップルのイラスト

二日酔いの症状から逃れることができても、副作用の症状で辛い思いをすることになっては元も子もありません


そういった意味でも、二日酔いの予防にハイチオールcを飲むからには、「副作用」のことはしっかりと把握しておきたいですよね。


ハイチオールcの副作用ですが、エスエス製薬によると



◇悪心(吐き気・胃のムカつきや不快感)
◇下痢


といった症状が現れることがあるそうです。


可能性としては低いと思われますが、万が一副作用のような症状が出た場合は、ハイチオールcを持って医療機関を受診しましょう。


過剰摂取してしまった場合は…?



過剰摂取してしまった場合に関しても、副作用のことはあまり心配いらないようです。


Lシステインは水溶性のビタミンなので、過剰に摂取してしまっても尿として体外へ排出されます。


このことは、高い効果を期待して過剰摂取したとしても、その分は体外へ排出されてしまうため、「二日酔いを予防する効果が高くなるわけではない」という意味でもあります。


過剰摂取してしまってもそれほど心配する必要はないのですが、過剰摂取は避けたほうが無難でしょう。


「白髪が増える」という噂の真相は?



実はハイチオールcには、「白髪が増える」という良くない噂もあります。


二日酔いの予防効果を発揮するLシステインは、前述している通り「シミやそばかすを改善する効果がある成分」です。


このシミやそばかすは、お肌を守るために生成された「メラニン色素」が元になって発生している肌トラブルであるわけですが、メラニン色素は髪の毛にも含まれています


Lシステインには、髪の毛の色の元にもなっているメラニン色素の生成を抑制する効果があるので、「飲み続けたり過剰摂取したりしてしまうと白髪が増える」という噂があるようです。


確かに「100%あり得ない話」というわけではなく、白髪が増えてしまう可能性は十分考えられます


ただ、「二日酔いを予防する」という理由で飲むのであれば、毎日飲み続けるわけではないはずですから、白髪に関してはそれほど心配はいらないと思われます。


いずれにしても、用法・用量はきっちりと守ったほうが安心です。


良い気分でお酒を飲もう!



ハイチオールcの副作用や効果、そして「酔わないようになる」という噂について解説させていただきましたが、いかがでしたか?


「シミやそばかすに効果を発揮してくれる薬」という意味での高い知名度があったハイチオールcですが、お酒を飲んだ時にも効果的だったなんて意外ですよね。


飲み過ぎには要注意ですが、ハイチオールcで二日酔いの心配を軽減し、良い気分でお酒が飲めるようにしましょう。


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