日本で販売されている薬用酒の代名詞ともいえる「養命酒」


飲んでいる方や、飲んでみたいと考えている方もいると思うのですが、そんな皆さんは「養命酒の副作用」について考えたことはありますか?


現代語でいう「オーガニック」に近い薬用酒ではありますが、やはり副作用があるとなれば、副作用を気にかけながら飲まなければならないわけです。


そこで今回は、養命酒の気になる副作用や、副作用と効果を比較しつつ、賢く飲む方法についてご紹介します。


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養命酒の効果のカギを握る「生薬」



生薬

養命酒の効果のカギを握っているのは、言うまでもなく「14種類の生薬」による自然由来の薬効です。


生薬というのは、「薬効を持っている」という理由で古くから利用されてきた植物・動物・鉱物などのことで、漢方薬の原料などに用いられています。


養命酒には、次の生薬が含まれています。



桂皮(けいひ)
紅花(こうか)
地黄(じおう)
芍薬(しゃくやく)
丁子(ちょうじ)
杜仲(とちゅう)
人参(にんじん)
防風(ぼうふう)
鬱金(うこん)
益母草(やくもそう)
淫羊藿(いんようかく)
烏樟(うしょう)
肉蓯蓉(にくしょうよう)
反鼻(はんぴ)



なじみのある生薬から、「初めて聞いた」という生薬まで様々ありますが、こういった生薬がそれぞれの力を出し合って相乗効果を生み体の調子を整えてくれます


養命酒の効果は「滋養強壮」



養命酒の効果は、ざっくり言うと「滋養強壮」です。


そもそも滋養強壮というのは、次のような意味がある言葉です。


「滋養」とは、「体に養分(栄養分)をしみ込ませる」ことを意味します。
「強壮」は精力を含め、「体を強く、元気にする」という意味。
つまり、滋養強壮とは、先天の気である体質の弱い部分を栄養分で補い、体質を改善して強い体をつくることをいいます。


※「セルフドクターネット(https://www.selfdoctor.net/q_and_a/2001_05/jiyou/02.html)」より引用


「胃腸が弱い」「風邪を引きやすい」といった、体質的に弱い部分を持っている方は多いと思います。


そのような場合に、「滋養強壮」となる食べ物や栄養ドリンクなどを摂ることで、体質そのものを改善することができます。


その結果、胃腸が弱い方の場合は胃腸の調子が改善されたり、風邪を引きやすい方の場合は風邪を引きにくくなったりと、体を健康的な状態に導くことができます


養命酒の7つの効果



養命酒の場合、先ほどご紹介した14種類の生薬の力によって、



①胃腸虚弱(胃腸の働きを整える)
②食欲不振(胃腸の働きを活発化させる)
③血色不良(新陳代謝を活発化させる)
④冷え症(血行を促進する)
⑤肉体疲労(体力をつけて疲労を和らげる)
⑥虚弱体質(体を丈夫にする)
⑦病中病後(低下した体力を取り戻す)


といった状態に対する滋養強壮の効果が見込めます。


養命酒に副作用はあるの?



養命酒

養命酒を飲んでいる方や、これから飲んでみようと思っている方が気になることといえば、やはり「副作用」ですよね。


養命酒は「第2類医薬品」なので、第2類医薬品よりも効果が高い「第1類医薬品」と比較すると副作用の可能性は少ないのですが、第2類医薬品よりも効果が緩やかな「第3類医薬品」と比較すると副作用の可能性が大きくなります


つまり、第3類医薬品以上第1類医薬品未満の確率で、副作用の症状が現れる可能性があります。


実際に養命酒製造株式会社でも、次のように副作用を公表しています。



Q.

発疹・発赤、かゆみ、胃部不快感があらわれたとき、飲み続けてもいいの?

A.

副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、添付文書を持って医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。


※「養命酒製造株式会社(https://www.yomeishu.co.jp/inquiry/yomeishu/)」より引用


養命酒は薬用酒ですが、薬用酒である前にアルコール度数14%という、結構アルコール度数が強いお酒です。


一般的なアルコールでいえばビールの3倍近く日本酒やワインと同じくらいの度数です。


そのため、体質的にお酒に弱い方は副作用が出やすい可能性があります。


また、14種類の生薬が含まれていますが、そのいずれかの種類の生薬が体質に合わないことで副作用が出る可能性もあります。


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養命酒のよくある副作用



養命酒を飲んだ方が実際に経験している副作用には、次のようなものがあります。



発疹(全身にブツブツができる)
皮膚の赤み
腹痛
下痢
消化不良
胃もたれ
胸焼け
頭痛
動悸
むくみ
太りやすくなる

など…



中には生薬が原因の副作用もあるかもしれませんが、ほとんどの副作用は、養命酒に含まれるアルコールによるものです。


元々アルコールに弱い方や体質に合わない(アルコールアレルギー)方の他にも、



胃腸に負担をかける
血管を拡張する
血圧を上げる
カロリーが高い


といった形で、アルコールが体に何らかの負担をかけることで副作用が引き起こされる可能性があります。


副作用が出た場合は?



もし、養命酒を飲んでいて副作用と思われる症状が出た場合は、先ほどの引用文で養命酒製造株式会社が勧めている通り、養命酒を飲むのをやめましょう


副作用が出ているということは、飲み続けていても、体に負担をかけ続けるだけです。


そして、養命酒に添付されていた文書を持って、医師や薬剤師に相談しましょう。


賢く飲むコツ3選



養命酒 キャップ

養命酒を飲むからには、効果がしっかりと得られるように賢く飲みたいですよね。


賢く飲むコツとしては、次の3つのコツが挙げられます。


①飲むタイミングを守る



養命酒製造株式会社では、養命酒を飲むタイミングとして



1日3回、食前と就寝前


としています。


この「食前」というのが、「朝食前と昼食前」「朝食前と夕食前」「昼食前と夕食前」のどれを指しているのかは不明ですが、食前に飲むことで胃腸の働きが活発になり、食欲がない時でも食欲が増すのだそうです。


そして就寝前に飲むことで寝つきが良くなると共に、朝もスッキリ起きられるのだそうです。


ただ、養命酒はアルコールなので、車を運転される方やお仕事をされている方にとっては、朝食前や昼食前などの日中に養命酒を飲むことはあまりオススメできません


ですから、この辺りは臨機応変に対応してくださいね。


②用量を守る



1回に飲む養命酒の規定量は20mlです。


これが1日3回なので、1日60ml飲むことになります。


効果をしっかり得られる賢い飲み方をするのであれば、やはり1日3回20mlずつをしっかりと飲んだほうが良いでしょう。


ちなみに、「高い効果を得たいから」といって、規定されている用量を超える量の養命酒を飲んでも、効果が変わることはないとのこと。


アルコールである以上、たくさん飲んでしまうと体に負担もかかるので、用量はしっかりと守ってくださいね。


③コツコツと飲み続ける



漢方薬もそうですが、養命酒には即効性がありません


というのも、養命酒は「体質を改善する」という、体の根本的な部分から徐々に効いていくものだからです。


つまり、「すぐに気になる症状が改善される」というわけではないからです。


そのため、毎日コツコツと飲み続けなければ効果を得ることは難しくなります


個人差はありますが、大体2か月間飲み続けると効果を実感できるようになるそうです。


飲み過ぎにはくれぐれもご注意を!



養命酒の副作用や、賢く飲む方法についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?


「養命酒の副作用の存在が意外だった」という方も少なくないと思います。


いずれにしても、養命酒はお酒なので、飲みすぎにはくれぐれも注意してくださいね。


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