コカ・コーラ社から発売された「太陽のマテ茶」という飲料をきっかけに、世間的に知られるようになった「マテ茶」


「飲んでみたいなぁ」と考えている方もいらっしゃるかと思うのですが、中には妊娠中の方もいると思います。


妊婦さんは飲める飲み物が限られてくるので、マテ茶のような体に優しいイメージのある飲み物を飲みたいと思うもの。


ではマテ茶は、妊婦さんが飲んでも大丈夫なのでしょうか?


マテ茶の効果と副作用について解説します。


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マテ茶とは?



マテ茶

「マテ茶」という名前は知っていても、どのようなお茶であるかを知らない方も少なくないと思います。


まずはマテ茶について、簡単にご紹介させていただきますね。


マテ茶とは、「イェルバ・マテ」という木の葉や小枝を乾燥させて作るお茶のことです。


実は世界三大飲料の1つである、とてもすごいお茶です。


主にブラジル・アルゼンチン・パラグアイといった南米諸国で生産・飲用されています。


野菜顔負けのビタミンやミネラルを豊富に含んでいるため、「飲むサラダ」「飲む野菜」なんて呼ばれることもあるのだとか。


野菜類をほとんど食べない、「肉類中心」の食生活をしている南米諸国の方々の健康には欠かすことのできないお茶として重宝されています。


現に南米諸国の方々は、肉類中心の食生活を送っているにも関わらず、生活習慣病などを発症する確率が低く、健康的な毎日を送っているそうで、そういった様子からマテ茶のすごさがうかがえます。


マテ茶の種類



一言にマテ茶と言っても、「グリーンマテ茶(緑マテ茶)」と「ローストマテ茶(ブラックマテ茶・黒マテ茶)」の2種類のマテ茶が存在します。


1.イェルバ・マテなどの葉や小枝を摘みとって採集する。
2.すぐに火入れを行って葉に含まれている酸化酵素を不活性化させる。
3.熱風で乾燥させ、適度な大きさに破砕する。
4.1年間ほど熟成させた後に茶葉として出荷される。


※「Wikipedia マテ茶(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%86%E8%8C%B6#.E9.A3.B2.E3.81.BF.E6.96.B9)」より引用


こうして出来上がるのが、グリーンマテ茶です。


ローストマテ茶は、このグリーンマテ茶をさらに焙煎することによって出来上がります。


日本でいう「緑茶とほうじ茶の関係」と同じです。


マテ茶の成分



マテ茶には、次のような様々な成分が含まれています。



ビタミンA
ビタミンB1・B2・B3・B5
ビタミンC
ビタミンE
カルシウム
マンガン

リン
マグネシウム
セレン
亜鉛
食物繊維
葉緑素(クロロフィル)
タンニン
カフェイン
ポリフェノール



マテ茶の効果



マテ茶

マテ茶には次のような効果があるとされています。


ダイエット効果



マテ茶には


悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やす
脂肪の吸収を抑えて内臓脂肪を減らす
胃の内容物の排出スピードを遅くして食欲を抑える(満腹感が持続する)
新陳代謝を促進する


といった作用があります。


そのため、こういったいくつかの作用が合わさったことによるダイエット効果が期待できます。


脂っこいものを好む方であれば効果が分かりやすいようです。


抗酸化作用(アンチエイジング効果)



マテ茶には高い抗酸化作用を持つ「ポリフェノール」が豊富に含まれています。


身体の老化の原因となり、様々な病気をも引き起こしてしまう「活性酸素」という物質をポリフェノールが除去してくれるので、老化を防いでくれます。


マテ茶のポリフェノールによる抗酸化作用は、お肌の老化にももちろん効果的です。


お肌の老化を防いでターンオーバーを促進してくれるので、「シミ」「たるみ」などといった肌トラブルにも効果的です。


高血圧・動脈硬化の予防



マテ茶には、悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やす作用があります。


悪玉コレステロールは血液をドロドロにするだけではなく、血管壁にこびりついて血栓を作ったり、血管壁を傷つけてしまう原因にもなるので、増えてしまうと高血圧や動脈硬化を招いてしまいます


マテ茶を飲むことで悪玉コレステロールが減るので、高血圧や動脈硬化を予防することができ、高血圧や動脈硬化が引き起こす様々な生活習慣病の予防にも繋がります。


便秘の予防・改善



マテ茶には食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境を整えて便秘を改善する効果が期待できます。


腸内環境が整って便秘が改善されると、ポッコリお腹もスッキリさせることができますし、お肌の調子も良くなります。


疲労回復



マテ茶には、体内で「グリコーゲン」という物質を作り出す働きがあります。


このグリコーゲンには血液中の疲労物質を減らす効果があり、疲労の回復を促進してくれます。


また、マテ茶に含まれる鉄分がヘモグロビンを増やしてくれるので、効率よく全身に酸素を供給・二酸化炭素を回収することができ、そういった意味でも疲労回復には効果的です。


冷え性の改善



マテ茶に含まれている「テオフィリン」「テオブロミン」といった成分には、血管を拡張する作用があります。


血管が拡張されることによって血流が改善されるので、すみずみまで血液が行きわたるようになり、冷え性を改善することができます。


また、前述した通り、マテ茶には悪玉コレステロールを減らす効果があるので、「血液をサラサラにする」という形で血行を促進、冷え性を改善することができます。


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マテ茶の副作用



このように、健康や美容に効果的なマテ茶ですが、副作用を引き起こす可能性もあります。


副作用としては、



頭痛
発汗
下痢
吐き気
嘔吐
不眠
不安感
恐怖感
落ち着きがなくなる


といったものが報告されているようです。


マテ茶は妊婦さんが飲んでもOK?



赤ちゃんのいるお腹に耳を当てる女の子

飲むサラダと呼ばれているほどのお茶ですから、お腹の赤ちゃんのことも考えると「飲んでみたい」と考える妊婦さんは多いと思います。


では、マテ茶は妊婦さんが飲んでもOKなのかというと、飲み方に注意すれば飲んでも大丈夫です。


というのも、マテ茶には微量ながらカフェインが含まれています。


カフェインは胎児に影響を及ぼす恐れがあるため、「一切摂取してはいけない」とまではいきませんが、妊娠中の摂取はなるべく避けるべきとされています。


ただ、



飲み過ぎないように注意する
薄めて飲む


といった工夫をすれば、妊婦さんもマテ茶を飲むことができます


マテ茶には妊婦さんに必要なビタミンやミネラルが豊富に含まれているので、飲み過ぎないように注意すると共に、薄めて飲むようにすると良いでしょう。


マテ茶を飲む時の注意点



最後に、マテ茶を飲む時の注意点についてお話しします。


併用に注意!



マテ茶とアルコールの併用を長期間に渡って続けると、がんを発症するリスクが3〜7倍に跳ね上がることがわかっています。


ですから、お酒の合間にマテ茶を飲むようなことは避けてください。


また、アルコールの他にも医薬品やタバコとの併用も体に良くないとされているので、医薬品を飲んでいる時や喫煙者の方は要注意です。


当然ながら、妊婦さんのお酒はNGです。


本場さながらの飲み方はしない



本場では、「ボンビージャ」という茶器でマテ茶を作って飲みます。


日本でいう「急須」です。


日本だと、急須から湯のみに注いで飲みますが、本場ではボンビージャからそのままマテ茶を飲むので、高温のままマテ茶が体内に入ります


この飲み方によって口腔内・喉・食道が傷つき、がんを引き起こす恐れがあるのではないかとされています。


本場の飲み方を真似るのはやめましょう。


妊婦さん自身が飲み方に気をつければ大丈夫!



マテ茶は妊婦さんが飲んでも大丈夫なのか、そしてマテ茶の効果と副作用について解説させていただきましたが、いかがでしたか?


マテ茶には微量のカフェインが含まれているので、飲みすぎはNGです。


ただ、妊婦さんの体にも必要な栄養がたくさん含まれていることも事実なので、薄く入れたり飲み過ぎないようにしたりと、妊婦さん自身が飲み方に気をつければ問題ありません


妊娠中でない方であれば積極的に飲んでも大丈夫なので、是非マテ茶で健康を手に入れてみてはいかがでしょうか。


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