ゆらぎ世代を迎えた女性をサポートするサプリメントの1つに、「エクエル」というものがあります。


このエクエルに関しては、効果が期待できるのはもちろんですが、「太る」「乳がんになる」といった副作用の噂もあるようです。


エクエルで太ったり乳がんになったりするというのは、本当なのでしょうか


これらのネットの情報が正しいかどうか、調査してみました。


スポンサードリンク



エクエルとは?



エクエル

エクエルとは、女性ホルモンに似た働きをする「エクオール」という成分が配合された、大塚製薬が製造・販売を行っているサプリメントのことです。


エクエルという名前は、このサプリメントの主役である成分のエクオールと、フランス語で「女性」を意味する「エル(ELLE)」という言葉を組み合わせたもので、女性ホルモンの減少によって40代頃から現れ始める様々な心身の不調(ゆらぎ)への効果が期待できます。


大塚製薬が世界で初めて開発に成功したエクオール含有食品で、大豆胚芽を乳酸菌で発酵させて作られています。


エクエルは、サプリメントの製造過程で行われることの多い「抽出」「合成」「濃縮」といったことは一切行っていない「大豆発酵食品」なので、安心して摂取することができます。


エクエールってどんな成分?



エクオールは、先ほどちらっとご紹介させていただいた通り、女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをする成分のことです。


エストロゲンは女性らしい身体を作ると共に、女性の美容や健康に欠かすことができない、次のような働きをしているホルモンです。


■子宮・卵巣・乳房の働きを活発にする。
■自律神経のバランスを保つ。
■皮膚や粘膜(眼・鼻・喉・膣など)のうるおいを保つ。
■骨量を保持する。
■血管をしなやかにして、動脈硬化を予防する。
■子宮内膜を増殖させて、妊娠の準備を整える。
■脳の血流を増やし、記憶・認知などの脳の働きを保つ。
■コレステロールのバランスを整える。


※「看護roo!(https://www.kango-roo.com/word/10877)」より引用


このエストロゲンに似た働きをする成分として、一般的によく知られているのが「大豆イソフラボン」という成分


これは皆さんもよくご存じかと思うのですが、この大豆イソフラボンのエストロゲンに似た働きの源となっているのが、実はエクオールなのです。


エクオールを作ることができるのは2人に1人



大豆イソフラボンに含まれているのは、厳密にはエクオールではなく、エクオールのもととなる「ダイゼイン」という成分です。


このダイゼインが、腸内細菌によって腸内で代謝されることによってはじめて、エクオールが作り出される仕組みになっています。


ところが、ダイゼインを代謝してエクオールを作り出すことができる産生菌を持っているのは、中高年女性の2人に1人と言われています。


若い女性だと、エクオールを作り出すことができる人は5人に1人にまで落ち込むと言われており、その理由は「食生活の欧米化によって、大豆製品を摂取する機会が減ったことにある」とされています。


ダイゼインのままでもエストロゲンに似た働きをするのですが、エクオールに変換されることによってさらにエストロゲンに似た働きをすると言われているため、大豆イソフラボン(ダイゼイン)を摂取するよりも、エクオールを摂取したほうが効果的なのです。


エクエルの効果



タンクトップ姿で腕を伸ばす女性

エクエルによってエクオールを摂取することで、分泌量が減少してしまったエストロゲンの働きを補うことができます


そのためエクエルは、エストロゲンの減少に伴って発生する、次のような美容・健康のトラブルを予防・改善する効果が期待できます。



更年期障害
肩こり
便秘
高血圧
骨粗しょう症
メタボリックシンドローム(肥満)
ドライアイ
精神不安定
乾燥肌
シワ
たるみ
シミ

など…。



スポンサードリンク



エクエルの副作用の噂の真相~エクエルで太る?~



エクエルに関しては、「太る」「乳がんになる」などといった話が、ネット上で噂されているようです。


この噂の真相について、「正しいのか正しくないのか」ということを調べてみましたので、まずは「エクエルで太る」という副作用の噂の真相からご紹介させていただきます。


「エクエルで太る」はウソ!



「エクエルで太る」という噂は正しくありません


つまり、「エクエルで太ることはまず考えられない」ということです。


エクエルで太るという噂があるのは、エクオールがエストロゲンに似た働きをすることで、女性らしい体つきになるからではないかと推測されます。


女性らしい体つきというのは、丸みを帯びてふっくらとした体つきのことです。


「丸みを帯びてふっくらとした体つき=太っている」というわけではないのですが、この部分を勘違いしている方も多いようで、そういった理由があって「エクエルで太る」という考えにたどり着いたのではないかと思います。


大豆イソフラボンへの誤解も…



バストアップサプリメントに大豆イソフラボンが含まれていることが多いことから、大豆イソフラボン由来の成分であるエクオールを摂取することで、「脂肪が増える」と勘違いされている方もいるようです。


確かに、バストのほとんどが脂肪によって構成されているものですから、「バストアップサプリメントには大豆イソフラボンが含まれている=脂肪が増える」という考えにたどり着いても仕方がない部分はあると思います。


ただ、大豆イソフラボンによるバストアップ効果は、「乳腺の発達を促進する」という、エストロゲンに似た働きに由来するもの。


大豆イソフラボンが直接バストに脂肪を付けるわけではありません


この部分を誤解している方もいるため、エクエルで太るという噂が出てきたのだと思います。


むしろ肥満を予防する!



「太る」と噂されてしまっているエクエルですが、むしろ肥満を予防する効果が期待できます。


エストロゲンの分泌量が減ると、内臓脂肪が溜まりやすい体質へと変化してしまいます。


そこに、エストロゲンの働きを補うエクオールが加わることで、肥満を予防することが可能になります。


エクエルの副作用の噂の真相~エクエルで乳がんになる?~



胸に手を当てるビジネスウーマン

続いては、「エクエルで乳がんになる」という副作用の噂の真相についてご紹介します。


「エクエルで乳がんになる」はウソ!



エクエルで乳がんになるという噂も、正しくありません


なぜ乳がんになるという噂があるのかというと、エストロゲンが乳がんの発症に関わっているからです。


「エストロゲンの過剰分泌が乳がんの原因になる」という話は事実です。


乳がん細胞の中には、エストロゲンを受け取る「エストロゲン受容体」があり、エストロゲン受容体がエストロゲンを受け取って結びつくことで、乳がん細胞が増殖します。


こうして乳がんが引き起こされるので、エストロゲンと似た働きをするエクオールも「乳がんを引き起こす」とされてしまっているわけです。


ただ、エクオールにはエストロゲンに似た働きをするだけではなく、「抗エストロゲン作用」という、エストロゲンの働きを抑制する作用があることもわかっています。


つまり、エストロゲンが減少している時はエストロゲンの働きをサポートし、エストロゲンが過剰分泌されている時はエストロゲンの働きを抑えるといった形で、臨機応変に対応してくれるということ。


そのため、エクオールが含まれているエクエルが直接的な原因となって乳がんになることは、まず有り得ないのです。


むしろエクオールの抗エストロゲン作用は、乳がんの予防に効果的です。


ネットの噂はウソ!



「エクエルで太る」「エクエルで乳がんになる」という副作用のネットの噂について、正しいのかどうか調査した結果をご紹介させていただきました。


結論としては、エクエルが原因で太ったり、乳がんになったりすることはないと考えられます。


むしろ、エストロゲンの減少に伴う症状を予防することができると思います。


スポンサードリンク