健康や美容に良いとされている「豆乳」


料理・おやつ・飲み物にと、たくさんのアレンジが効くことや、様々なフレーバーのものが売られていることから、毎日の食生活にも取り入れやすくなっていますよね。


ところがこの豆乳、飲み過ぎると下痢になるという噂があります。


豆乳を飲み過ぎると下痢になるのは本当なのでしょうか。


また、豆乳の一日の正しい摂取量はどのくらいなのでしょうか。


豆乳の飲み過ぎで下痢が起こるのは本当かどうか、そして一日の正しい摂取量について解説します。


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そもそも「豆乳」って何?





豆乳とは、日本人にとっては非常になじみのある「大豆」を使った飲み物のことです。


水に浸した大豆をすり潰した後に加熱、布でこした時に出る液体が豆乳で、豆腐や湯葉を作る原料にもなります。


ちなみに、すり潰した大豆を布でこした時に出る絞りかすが、皆さんもおなじみの「おから」です。


豆乳は昔から、母乳や牛乳の代用として使用されてきましたが、現在では健康や美容目的で飲む方も増えています


豆乳の種類



豆乳は、3つの種類に分けることができます。



【無調整豆乳】
味の調整を行ったり、食品添加物を加えたりしていない、大豆のみを使用した豆乳のこと。

【調整豆乳】
無調整豆乳に調味料や食品添加物などを加えた豆乳のこと。

【豆乳飲料】
調整豆乳にバナナ・紅茶・ココア・いちご・アーモンドといったフレーバーをプラスして、飲みやすさにこだわった豆乳のこと。



豆乳の栄養成分と効果



豆乳に含まれる主な栄養成分としては、次のような成分が挙げられます。



大豆イソフラボン(植物性エストロゲン)
大豆たんぱく質
サポニン
オリゴ糖
ビタミンB群
ビタミンE
マグネシウム
カリウム
レシチン



大豆特有の成分はもちろんのこと、ビタミンやミネラルもしっかりと含まれています。


そして豆乳を飲むことで、豆乳に含まれているそれぞれの栄養成分がもたらす、次のような様々な効果が期待できます。



更年期障害の症状緩和
月経前症候群の症状緩和
生理不順の改善
コレステロール値を下げる
動脈硬化の予防
高血圧予防
肥満予防
便秘の予防・改善
生活習慣病の予防
骨粗しょう症の予防
ダイエット
アンチエイジング(老化防止)
バストアップ
肌トラブルの予防(美肌)
体臭予防
美髪
薄毛・抜け毛の予防・改善
脳の活性化
リラックス
前立腺がんの予防(男性)



豆乳に多く含まれているのは、女性ホルモンの「エストロゲン」と似た働きをする「大豆イソフラボン」


そのため、豆乳を飲むことによって期待できる効果の大半は、大豆イソフラボンによるものです。


豆乳の飲み過ぎは下痢になるって本当?



豆乳について簡単に知っていただいたところで、本題の「豆乳の飲み過ぎは下痢になるって本当?」ということについて解説したいと思います。


結論から言うと、「豆乳の飲み過ぎは下痢になる」というのは本当のことです。


豆乳の飲み過ぎによって下痢が引き起こされる原因としては、次の3つの原因が考えられます。


体が冷える



豆乳には体を冷やす作用があります。


体が冷えると、体は冷えのもととなる水分を体外へ速やかに排出し、体を温めるために下痢を起こします


豆乳を飲み過ぎると、体の中でこの現象が起こるため、結果として下痢をしてしまいます。


マグネシウムの過剰摂取になる



豆乳にはマグネシウムも豊富に含まれています。


このマグネシウムは、皆さんもご存知の通り、最近では「便をやわらかくする」という作用があるために便秘改善薬に使用されています。


「豆乳を飲み過ぎる」ということは、マグネシウムの過剰摂取にもなるので、便がやわらかくなりすぎて下痢を引き起こす可能性があります。


豆乳を飲み過ぎた場合だけではなく、適量の豆乳を飲んだにも関わらず、他にマグネシウムを豊富に含む食品も摂っていた場合も、マグネシウムの過剰摂取になる恐れがあります。


大豆にアレルギーがある



大豆に対してアレルギーを持っていると、アレルギー症状の1つとして下痢になることがあります。


すでに発症している方は豆乳を避けるとは思うのですが、豆乳の飲み過ぎによって体調を崩したことで大豆アレルギーが発覚することもありえるので、下痢をした時は気を付けて様子を見たほうが良いでしょう。


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下痢以外に懸念される悪影響





「豆乳の飲み過ぎで下痢をすることがある」ということについては、お分かりいただけたかと思います。


ですが、豆乳の飲み過ぎに関しては、下痢以外にも以下のような悪影響が懸念されます。



生理不順
体が冷える
むくみ
摂取カロリーの増加
ニキビや肌荒れ
薄毛や弱毛
体臭の悪化(女性)
性欲の低下(男性)
体の女性化(男性)



病気が関わってくることも…



豆乳の飲み過ぎには、病気が関わってくることもあります。


例えば、



更年期障害
月経前症候群
骨粗しょう症



といった病気の症状が悪化する恐れがあります。


適量であれば、症状を緩和する効果が期待できる病気に対しても、飲み過ぎると逆に悪化させてしまう可能性があるのです。


また、



アレルギー
子宮内膜増殖症
乳がん
子宮体がん(子宮内膜がん)
腎結石
膀胱がん


といった病気を発症するリスクが高まることもわかっています。


いずれにせよ、豆乳の飲み過ぎは健康に悪影響を及ぼしてしまうので、注意しなければなりません。


豆乳の一日の正しい摂取量は?





飲み過ぎによる下痢や、その他様々な健康への悪影響を防ぐためには、豆乳の一日の正しい摂取量を知っておかなければなりません。


豆乳の一日の正しい摂取量は、大体100~200mlとされています。


これは、豆乳に含まれる大豆イソフラボンの一日の摂取目安量を考慮した上での摂取量になります。


大豆イソフラボンには、


一日あたりの目安摂取量は約40~50mg
一日に摂取しても良い量の上限は約70~75mg
健康食品から摂取する量は一日あたり30mgに留めておく



といった決まりがあります。


大豆イソフラボンは過剰摂取してしまうと、ホルモンバランスに影響を及ぼしてしまうので、このような決まりがあるわけです。


豆乳の種類で大豆イソフラボンの含有量が違う



冒頭のほうで豆乳の種類を3つご紹介させていただきましたが、それぞれの豆乳に含まれている大豆イソフラボンの量は以下の通りです。


【無調整豆乳】200mlあたり68mg
【調整豆乳】200mlあたり50mg
【豆乳飲料】200mlあたり18mg


メーカーによって変わってくるとは思うのですが、大体このくらいの量の大豆イソフラボンが含まれています。


無調整豆乳や調整豆乳の場合は、1日200ml飲むことで十分な大豆イソフラボンを摂取することができますし、豆乳飲料の場合は600mlくらいまでなら飲んでも大丈夫ということになります。


ただ、豆乳の他にも、普段食べている食品の中には大豆を使用したものが多く混ざっているので、食事のバランスを見ながら過剰摂取にならないように気を付けてください


豆乳は飲み過ぎにさえ気をつければ大丈夫!



豆乳を飲み過ぎると下痢になるのは本当なのか、そして豆乳の一日の正しい摂取量はどのくらいなのか、ということについて解説させていただきました。


どんな飲み物でも飲み過ぎれば害になりますから、飲み過ぎに注意しなければならない飲み物は、豆乳に限ったことではありませんが、豆乳を飲み過ぎるのはNGです。


下痢になる可能性もありますし、その他様々な悪影響が現れる恐れもあります


ただ、飲み過ぎにさえ気をつけて飲んでいれば、豆乳は健康や美容への効果が期待できる飲み物です。


豆乳の効果を期待したい方は、摂取量を守って飲むようにして下さいね。


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