最近「もち麦」がブームになっていることを、皆さんはご存知でしょうか。


このもち麦、何となく想像はつくかと思うのですが、「健康に良い」という理由があって、ブームになっています


もち麦が健康に良いのは、もち麦が持つ栄養によるものなのですが、もち麦の栄養価はどのようになっているのでしょうか


また、もち麦が健康に良いと言われる具体的な理由は、どのような理由なのでしょうか。


もち麦の栄養価を徹底調査して、もち麦が健康に良い理由についてまとめてみました。


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もち麦って何?





もち麦とは、イネ科の植物である「大麦」の仲間です。


一言に大麦と言っても、「六条大麦」と「二条大麦」の2つに分けることができるのですが、もち麦は六条大麦のほうに分類されます。


そしてさらに、六条大麦の中でも「うるち性」と「もち性」の2つに分類されるのですが、もち麦はこのもち性の麦のことを指します。


ややこしくなってしまいましたが、「大麦の中の、もち性の六条大麦」と覚えると分かりやすいかと思います。


もち麦という名前の通り、もち麦は粘り気が強く、モチモチとした食感が特徴です。


今話題の成分である「βグルカン」を豊富に含んでいることや、白米を超える栄養価の高さを誇っていることから、もち麦の持つ健康効果が注目を集めています


話題の成分「βグルカン」とは?



βグルカンとは、「水溶性食物繊維」に分類される食物繊維の1つです。


その名の通り、βグルカンは水に溶ける性質を持ち、水に溶けると水分を吸収し、ドロドロのゲル状に変化します。


この後詳しくご紹介させていただくのですが、ドロドロのゲル状に変化したβグルカンが、私たちの体の中で様々な良い働きをしてくれます


水溶性食物繊維が不足しがち!



食物繊維を摂取する場合、不溶性食物繊維「2」に対し、水溶性食物繊維「1」の割合で摂取することが理想的です。


ところが残念なことに、不溶性食物繊維を豊富に含んだ食べ物はたくさんあるのですが、βグルカンを含む水溶性食物繊維を豊富に含んだ食べ物はあまり多くはありません


食生活の変化や乱れにより、不溶性食物繊維が不足しやすい状態にある方も確かに多いのですが、水溶性食物繊維の摂取量も不足しやすい状態にある方も多いのです。


そういったこともあり、水溶性食物繊維の1つであるβグルカンを多く含んだもち麦の存在が、「水溶性食物繊維が摂取できる食べ物」として注目を集めているわけです。


もち麦が健康に良い理由





ここまでの内容ですでに、もち麦の魅力は十分に伝わっているかと思うのですが、もち麦が健康に良い具体的な理由も知っておきたいですよね。


では、もち麦が健康に良いのは、どのような理由があってのことなのでしょうか


3つに分けてまとめてみました。


①栄養価が高いから



まず1つめの理由は、「栄養価が高いから」という理由です。


具体的には


たんぱく質
炭水化物
脂質
食物繊維(βグルカンを含む)
鉄分
亜鉛
カリウム
カルシウム
マグネシウム
ビタミンB群(B1・B2・B6・葉酸・パントテン酸)
ビタミンE
ポリフェノール



といった様々な種類の栄養素を、幅広く含んでいます


そして、先ほどご紹介させていただいた通り、もち麦は白米を超える栄養価の高さを誇っています。


例えば、


食物繊維:約24倍
鉄分:約4倍
亜鉛:約2.8倍
カリウム:約3倍
カルシウム:約20倍
マグネシウム:約9倍
ビタミンB1:約4倍
ビタミンE:約3倍


といった感じで、白米よりも含有量が多い栄養素がたくさんあります。


つまり、いつも食べる白米にもち麦をプラスするだけで、白米だけを食べた場合に摂取できる、それぞれの栄養素の量を増やすことが可能になるということ。


摂取できる栄養素の量が増えると、健康への効果もより期待できるようになります


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②太りにくくなるから



2つめの理由は、「太りにくくなるから」という理由です。


健康維持において「肥満」は大敵で、皆さんもご存知の通り、様々な病気の引き金となります。


もち麦に含まれるβグルカンには、「糖質の吸収を緩やかにする」という、ダイエットに関わる大きな働きがあります。


体内で水分を吸ってドロドロのゲル状になったβグルカンは、糖質を包み込んで移動するため、腸内での吸収が穏やかになります


糖質の吸収が速いと、血糖値が急上昇して、血糖値を下げるホルモンである「インスリン(別名:肥満ホルモン)」が大量に分泌され、余った糖質を脂肪に変えて体内に蓄えてしまいます


ですが、腸内での吸収が穏やかになることで、血糖値の急上昇が抑えられるので、インスリンの大量分泌を防ぐことができます


この糖質の吸収を穏やかにする働きは、次の食事にも続くので(セカンドミール効果)1日の糖質の吸収をコントロールすることができます


また、βグルカンは消化器官の中をゆっくりと移動するため、もち麦を食べることで満腹感が長続きします。


そのため、「食べ過ぎを防ぐことができる」「間食を減らすことができる」という意味で、太りにくい状態を作ることができます。


③病気を予防することができるから



3つめの理由は、「病気を予防することができるから」という理由です。


②の項目でご紹介した「太りにくくなる」ということも関わってきますが、もち麦に含まれるβグルカンを中心とする栄養素には、



コレステロール値を下げて動脈硬化や高血圧を防ぐ
糖の吸収を抑えて血糖値の上昇を防ぐ
脂肪の吸収を抑える
腸内環境を整えてお通じを改善する
免疫細胞を活性化させる
代謝を上げる
骨を丈夫にする



といった働きがあります。


こういった働きにより、


血糖値が関わる「糖尿病」や腸内環境が関わる「大腸がん」、動脈硬化や高血圧が招く「心疾患」などの生活習慣病をはじめ、免疫力の低下が関わる様々な感染症や骨粗しょう症などを防ぐことができます。


※もち麦は女性ならではの悩みにもオススメ



もち麦が健康に良いと言われる理由についてご紹介させていただいたのですが、もち麦は健康に良いだけではありません


女性なら誰もが気を遣う「お肌」にも良い食べ物です。


もち麦に含まれるβグルカンはもちろんのこと、ビタミンやミネラルはお肌の調子を整える上で欠かせない存在です。


また、女性ならではの悩みというと、「貧血」や「むくみ」もあると思うのですが、もち麦には血液の材料となる鉄分や、むくみを解消するカリウムも含まれているので、貧血やむくみを防ぐこともできます


もち麦の食べ方はとっても簡単!





最後にもち麦の食べ方についてご紹介します。


もち麦を使った様々なレシピはありますが、様々なもち麦料理を作ることはまず置いておいて、まずはシンプルな「もち麦ごはん」を作るところからスタートしましょう。


もち麦ごはんの作り方ですが、白米ともち麦を「7:3」の割合で炊くだけです。


慣れてきたら、白米ともち麦の割合を「5:5」にしてみましょう


ご飯をもち麦ごはんにするだけで、白米を炊いたごはんを食べるより、摂取できる栄養素の量がグッと上がりますよ


もち麦を食べて健康を維持しよう!



今回は、もち麦の栄養価を徹底調査、健康に良い理由についてご紹介させていただきました。


ご紹介させていただいた通り、もち麦は白米を超える栄養価の高さを誇っており、健康維持に効果的です。


「毎日の食事に積極的に取り入れたい」と思った方も、多いのではないでしょうか。


もち麦はスーパーでも購入できますし、身近なスーパーにない場合は通販でも購入できます


気になった方はぜひ、もち麦を食べてみてはいかがでしょうか


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