スポーツをする方は特に意識して摂取しているであろう「プロテイン」


実はこのプロテインに、現在「副作用がある」という噂が立っています。


プロテインに副作用があるという噂は、果たして本当なのでしょうか


プロテインの副作用の有無と、ネットで騒がれている噂を調査、理由を考察した結果についてまとめてみました。


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「プロテイン」とは?





プロテインとは、日本語で「たんぱく質」を意味する英語のことです。


たんぱく質は、人間の体を構成するために欠かすことのできないとても重要な成分で、


筋肉
血管
臓器

皮膚

毛髪


といったものは、たんぱく質を主成分として構成されています。


つまりプロテインは、人間が生きていく上で必要不可欠な成分なのです。


プロテインの効果や働き



プロテインには、



筋肉を増強する
エネルギー源になる
病気やケガからの回復を早める
美肌を作る
ダイエットをサポートする



といった効果や働きがあります。


「スポーツをする人が摂取するもの」というイメージが強いプロテインですが、見ての通り、実は全ての方に必要な成分であるわけです。


プロテインの種類



一言にプロテインといっても、主成分の違いによっていくつかの種類に分けることができます。



【ホエイプロテイン】
牛乳たんぱく質から作られるプロテインのことで、ホエイは牛乳たんぱく質の2割を占めています。

【カゼインプロテイン】
ホエイプロテインと同様、牛乳たんぱく質から作られるプロテインのことで、カゼインは牛乳たんぱく質の8割を占めています。

【ソイプロテイン】
大豆たんぱく質から作られるプロテインのことです。



プロテインに副作用はあるの?



スポーツをする方はもちろんのこと、それほどスポーツをしない方にとっても必要なプロテインですが、積極的に摂取していく上であらかじめ知っておきたいのが「副作用」のことです。


そこで、プロテインの副作用の有無について調べてみたところ、専門家が指摘するものも含め、ネットで噂されているものがいくつかあることがわかりました。


プロテインは薬ではなく成分であるため、厳密には「副作用」とは呼びませんが、プロテインの摂取によって体に悪影響が現れる場合があるようです。


ネットで噂されているプロテインの副作用





ネットで噂されているプロテインの副作用には、どのようなものがあるのでしょうか。


前述している通り、厳密には「副作用」とは呼びませんが、わかりやすくするために副作用としてご紹介させていただきます


肝臓と腎臓に悪影響を与える



プロテインを含むたんぱく質には「窒素」が含まれているのですが、この窒素は「肝臓⇒腎臓」の流れで処理されていきます。


そのため、プロテインを過剰に摂取してしまうと、その分肝臓と腎臓に大きな負担をかけることになってしまうため、肝臓と腎臓に悪影響を与える恐れがあります。


特に、たんぱく質の摂取を制限されている方は要注意です。


脂肪が増えて太る



本来プロテインは、筋肉増強に必要な成分であるため、筋肉を増やして基礎代謝を上げる役割を果たしてくれます。


ところが、過剰摂取することでプロテインが余ってしまい、余ったプロテインが脂肪となって蓄積されて太る可能性があります。


カルシウム不足・尿路結石



牛乳たんぱく質を主成分として作られる動物性のプロテイン(ホエイプロテイン・カゼインプロテイン)の場合になりますが、体内に摂り込まれると「シュウ酸」という成分が増加します。


このシュウ酸、本来であれば腸で吸収されて便として排出されるものなのですが、腸で吸収しきれなかった分は尿として排出される仕組みになっています。


プロテインの過剰摂取によって尿中のシュウ酸が増えると、シュウ酸は尿中のカルシウムと結合してしまうため、カルシウムが不足したり、尿路結石を作って尿管を詰まらせたりする恐れがあります。


また、プロテインの摂取によって、シュウ酸と同時に体内で増加する「尿酸」も、尿酸が原因の尿路結石を引き起こす恐れがあります。


アレルギー症状



プロテインの種類にもよるのですが、牛乳アレルギーの方の場合は、牛乳たんぱく質を主成分として作られる「ホエイプロテイン」「カゼインプロテイン」、大豆アレルギーの方の場合は、大豆たんぱく質を主成分として作られる「ソイプロテイン」をそれぞれ摂取することで、アレルギー症状が現れる可能性があります。


乳糖不耐症による腹痛・下痢



こちらはホエイプロテインやカゼインプロテインにのみ該当する副作用なのですが、「乳糖」によって腹痛や下痢を起こす可能性があります。


日本人には、この乳糖をうまく分解することができない「乳糖不耐症」の方が多いと言われています。


乳製品を摂取すると腹痛や下痢を起こす方は、プロテインの摂取でも腹痛や下痢を起こす可能性があるので要注意です。


腸内環境の悪化



プロテインを含むたんぱく質は、悪玉菌のエサとなる成分でもあります。


そのため、たんぱく質を過剰に摂取してしまうと、吸収しきれなかったたんぱく質が悪玉菌のエサとなり、腸内で悪玉菌が増えてしまいます


悪玉菌が優勢に傾くことで腸内環境が悪化し、便秘や下痢などの症状が現れる恐れがある他、体臭・口臭・便臭がキツくなる恐れがあります。


プロテインの正しい摂取方法





最後に、プロテインの副作用を予防するため、そしてプロテインの効果を最大限に発揮させるために知っておきたい、プロテインの正しい摂取方法についてご紹介します。


プロテインの摂取量はどのくらい?



プロテインの摂取量は、人によって変わってきます。


というのも、「体重1kgにつき1g」というのが、プロテインの摂取量の目安となるからです。


つまり、体重が50kgの場合は50g、70kgの場合は70gのプロテインが摂取量の目安となります。


運動される方の場合は、1kgあたり1.5gを目安に計算して摂取しましょう。


サプリメントなどからプロテインを摂取する場合は、食事から摂取するたんぱく質のことも考慮した上で摂取量を決めましょう。


当然ながら、過剰摂取は副作用の原因となるためNGです。


プロテインを摂取するタイミングは?



プロテインは体内に貯蔵しておくことができない成分であるため、一度に目安の摂取量を摂ってしまっても、体外へ排出されてしまって意味がありません


もしくは、脂肪となって体に蓄えられてしまう場合もあります。


ですから、1日数回に分けて摂取するのが望ましいのですが、プロテインを摂取するタイミングとしては、



食後(食事では摂取しきれなかったたんぱく質を補う目的)
運動後(筋肉修復・筋肉増強目的)
就寝前(筋肉増強・美肌目的)



といったタイミングがオススメです。


※プロテインの選び方に気を付けて!



アレルギーを持っている方や乳糖不耐症の方は、プロテインの選び方に注意してください。



◇牛乳アレルギーの方は、大豆たんぱく質が主成分の「ソイプロテイン」を選ぶ
◇大豆アレルギーの方は、牛乳たんぱく質が主成分の「ホエイプロテイン」か「カゼインプロテイン」を選ぶ
◇乳糖不耐症の方は、大豆たんぱく質が主成分の「ソイプロテイン」か、乳糖を除去した「ホエイプロテイン」「カゼインプロテイン」を選ぶ



このように、プロテインの選び方に気を付けるだけで、体調を崩すことなくプロテインを飲むことができるようになります。


プロテインを摂取することで体調を崩す可能性がある!



プロテインの副作用の有無と、ネットで騒がれている噂を調査した結果についてご紹介させていただきました。


結論としては、プロテインは筋肉の増強に効果的な成分ではあるのですが、プロテインを摂取することで体調を崩す可能性があるので、体質に合わない場合や過剰摂取には気をつけなければなりません


ただ、過剰摂取さえしなければ、副作用のような症状に見舞われる可能性は下げることができます


基本的には安全性の高い成分ではありますが、体質に合わない場合は飲むのをやめましょう


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