スポーツをしている方にとっては特に、意識して摂取すべきである「プロテイン」


このプロテインには、「飲み過ぎると太る」という噂があるのだそうです。


すでにプロテインを飲んでいる方はもちろんのこと、プロテインを飲もうと思っている方にとっては、聞き捨てならない噂ですよね。


では、プロテインの飲み過ぎは、本当に太ってしまうのでしょうか


そこで今回は、「プロテインの飲み過ぎで太るか」ということについて、そしてプロテインの飲み過ぎによる体への影響やデメリットについて解説します。


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プロテインとは?





まずは、プロテインについて簡単にご紹介します。


プロテインとは、5大栄養素の1つである「たんぱく質」を指す言葉です。


たんぱく質を英語にすると「プロテイン(protein)」になりますが、日本ではどちらかというと、「たんぱく質」という意味ではなく、たんぱく質を主成分としたサプリメントなどの健康食品を指す場合が多いです。


人間の体を構成している成分の6~7割は水分ですが、次いで多いのがこのたんぱく質で、人間の体を構成する成分の約2割を占めています。


つまり、水分を抜きにして考えると、体を構成する固形の成分で1番多いのは、このたんぱく質ということになります。


主にたんぱく質は、


筋肉
血管
臓器

皮膚

毛髪



といったものを構成している他、



血液
酸素
ホルモン
神経伝達物質
遺伝子
免疫抗体



といったものを構成する材料の1つとしても活躍しています。


スポーツをする方が積極的に摂取しているイメージが強いたんぱく質ですが、スポーツをする・しないに関係なく、私たち人間が生きていく上では必要不可欠な存在です。


そのため、不足しないようにする必要があります。



【プロテイン(たんぱく質)の働き】

筋肉量を増やす
エネルギー源になる
病気やケガからの回復を早める
美肌効果
ダイエット効果



プロテインが不足するとどうなる?



たんぱく質であるプロテインが体内で不足すると、



運動をしても思うような効果が得られなくなる
貧血を起こす
ケガをしやすくなる
疲労感を感じやすくなる
体調を崩しやすくなる
ケガや病気からの回復が遅くなる



といった様々なデメリットが生じます。


市販のプロテインは主に3つ



一言にプロテインといっても、主成分として使用されている原料によって分けることができ、主に3つのプロテインがあります。


3つのプロテインを1つ1つ見ていきましょう。


【カゼインプロテイン】



カゼインプロテインは、牛乳たんぱく質から作られる動物性のプロテインのことです。


カゼインは牛乳たんぱく質の8割を占めています。


カゼインプロテインは不溶性の性質を持っており、体内に吸収されるスピードがゆっくりで腹持ちが良いのが特徴です。


【ホエイプロテイン】



ホエイプロテインは、カゼインプロテインと同じく牛乳たんぱく質から作られる動物性のプロテインのことです。


ホエイは牛乳たんぱく質の2割を占めています。


ホエイプロテインには筋肉を構成するアミノ酸(BCAA)が豊富に含まれており、水溶性であるため素早く吸収されるのが特徴です。


【ソイプロテイン】



ソイプロテインは、名前からのわかる通り、大豆たんぱく質から作られる植物性のプロテインのことです。


基礎代謝をアップさせる働きがあり、カゼインプロテインと同様に体内に吸収されるスピードがゆっくりで、腹持ちが良いのが特徴です。


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プロテインの飲み過ぎは太るの?





プロテインについて知っていただいたところで、「プロテインの飲み過ぎは太るのか」ということについて解説していきたいと思います。


まず先に、結論からお話しさせていただくと、プロテインの飲み過ぎで太る可能性は十分に考えられます


プロテインは、筋肉量を増やして基礎代謝を上げる働きがあるため、ダイエットにおいて大いに役立つ成分ではあるのですが、飲み過ぎるとせっかくのダイエット効果も台無しになってしまう可能性があるのです。


プロテインの飲み過ぎで太る理由は?



プロテインの飲み過ぎでなぜ太ってしまうのか、それは体内でプロテインが余ってしまうからです。


プロテインは筋肉を作る材料になりますが、いくら「筋肉量を増やしたい」と思ってたくさんのプロテインを摂取したとしても、摂取したプロテインすべてが筋肉の材料になるとは限りません


プロテインの飲み過ぎによって一度に多量のプロテインが体内に摂り込まれると、筋肉の材料になれずに余ったプロテインは体外へ排出されるか、脂肪として蓄えられてしまいます


脂肪が蓄えられるということは、「太る」ということにも繋がります。


プロテインの飲み過ぎによる体への影響やデメリットは他にも…



「プロテインの飲み過ぎで太る可能性がある」ということは前述させていただいた通りなのですが、プロテインの飲み過ぎによる体への影響やデメリットは、実は他にもいくつかあります


例えば、以下のような影響やデメリットが体に現れる恐れがあります。



【肝臓や腎臓に負担をかける】
プロテインの処理に肝臓と腎臓を使うため

【尿路結石のリスクが上がる】
尿中のシュウ酸カルシウムや尿酸が増えるため

【カルシウム不足による骨粗しょう症のリスクが上がる】
プロテインの摂取によって体内で増えたシュウ酸がカルシウムと結合し、カルシウムの吸収を阻害するため

【腸内環境が悪化する(便秘や体臭・口臭の悪化など)】
吸収しきれずに余ったたんぱく質が悪玉菌のエサとなり、腸内環境が悪玉菌優勢に傾いてしまうため



プロテインそのものは毒性がある成分ではありませんが、飲み過ぎてしまうとこのような影響やデメリットが体に現れる恐れがあるので、過剰摂取には気を付ける必要があります。


飲み過ぎとは関係のない影響やデメリットも…



プロテインの飲み過ぎとは関係のない、体への影響やデメリットもあります。


例えば、牛乳アレルギーがある方は、牛乳たんぱく質から作られるカゼインプロテインとホエイプロテインを、大豆アレルギーがある方は、大豆たんぱく質から作られるソイプロテインをそれぞれ飲むと、アレルギー症状が現れる恐れがあります。


また、乳糖不耐症の方がカゼインプロテインやホエイプロテインを飲むと、乳糖が原因でお腹の調子を崩してしまう恐れがあります。


プロテインを飲む場合は、体質を考慮してプロテインを選んでください


プロテインの適切な摂取量は?





「プロテインの飲み過ぎは体に良くない」ということはお分かりいただけたかと思うのですが、ここで疑問に思うのは「プロテインの適切な摂取量」のことですよね。


どこからが飲み過ぎになってしまうのかがわからないと、飲み過ぎによる体への影響やデメリットは防ぎようがありません。


では、プロテインの適切な摂取量はどのくらいなのかというと、



【運動をあまりしない方】体重1kgあたり1g
【運動をする方】体重1kgあたり1.5g



が目安となります。


見ての通り、適切な摂取量は体重によって左右されるため、1人1人違ってきます。


例えば、体重が50kgで運動をあまりしない方の場合は50×1=50g、同じく体重が50kgで運動をする方の場合は50×1.5=75gが、それぞれその方に合ったプロテインの適切な摂取量となります。


おそらく食事からもたんぱく質を摂取するのではないかと思うので、プロテインのサプリメントを飲む場合は食事から摂取するたんぱく質のことも考慮して飲む量を決めましょう。


1番簡単なのは、プロテインサプリメントのメーカーが推奨する摂取量を守って摂取することです。


プロテインサプリメントのパッケージに、プロテインの摂取目安量についての記載があるはずですから、そちらを確認しましょう。


プロテインの飲み過ぎは太る可能性がある



今回は、「プロテインの飲み過ぎで太るのか」ということや、「プロテインの飲み過ぎによる体への影響やデメリット」について解説させていただきました。


プロテインの飲み過ぎは、脂肪が増える原因になってしまう可能性があります。


また、プロテインの飲み過ぎは太る可能性があるだけではなく、ご紹介させていただいたような影響やデメリットもあります。


ただ、飲み過ぎないようにさえすれば、プロテインが原因で太ったり、その他様々な影響やデメリットに振り回されたりすることはなくなるので、プロテインの摂取量には気をつけるようにしてください。



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