研ぐ必要がなくて便利な「無洗米」


すでに無洗米を食べている方も多いとは思うのですが、「無洗米は危険」という噂もあり、そのことがきっかけで購入しようと思えない方も多いと思います。


この「無洗米は危険」という噂、事実なのでしょうか


無洗米が危険という噂の真相と、無洗米のデメリットがあるかどうかを調査してきました。


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「無洗米」とは?





まずは簡単に、無洗米についてご紹介します。


無洗米とは、米とぎを必要としないお米のことです。


通常の精白方法だと、お米の表面に「肌ぬか」という層が少し残ってしまうので、肌ぬかを除去するために米とぎをしなければなりません


一方で無洗米は、この肌ぬかが除去してあるため、米とぎをする必要がなく、水を加えるだけで簡単にお米を炊くことができます


以前は、無洗米という名前で売られているにも関わらず、1~2回程度の米とぎが必要な無洗米があったり、「おいしくない」といった味に対する厳しい意見があったりしたのですが、現在では様々な製法により、こういった問題は解消されています


無洗米は危険って本当?



無洗米について簡単に知っていただいたところで、早速本題に入っていきたいと思いますが、無洗米が危険かどうかについて解説させていただく前に、「無洗米は危険」と噂されている理由からお話ししたいと思います。


無洗米が危険と噂されている理由



無洗米がなぜ危険と噂されているのかというと、次のような理由があります。



肌ぬかを除去する過程で薬品を使っているのではないか
残留農薬が残っているのではないか
虫・小石・金属などの異物が混入しているのではないか



これら3つの理由をまとめると、「洗わずに炊いたお米に薬品・残留農薬・異物が入っていて、体内に摂り込まれてしまったらどうしよう」ということになります。


もし、無洗米を通して薬品や残留農薬が体内に摂り込まれてしまったら、健康への害が出るのではないかと不安になりますし、虫が混入してたら気持ちが悪いですよね。


では、無洗米はこの噂通りのお米なのかというと、それは誤解です


◇肌ぬかを除去する過程で薬品を使っているのではないか?



肌ぬかを除去する製法としては、



BG精米製法
水洗い乾燥法・湿式法
NTWP(ネオ・テイスティ・ホワイト・プロセス)加工法
乾式法



といった様々な製法があるのですが、いずれの製法も薬品を使用せずに肌ぬかを除去しています。


ですから、「肌ぬかを除去する過程で薬品が使用されているのではないか?」という噂は誤解です。


◇残留農薬が残っているのではないか?



これはおそらく、「野菜やフルーツは洗ってから皮を剥いて食べる」という日常の行為から来ているのではないかと思うのですが、野菜やフルーツを洗ってから皮を剥いて食べるという行為は、表面についた汚れを落とすという意味合いもありますが、残留農薬を落とすという意味合いもあります


そのため、「お米もといでおきたい…」という気持ちになるかもしれませんが、無洗米には残留農薬の心配はいりません


無洗米として出回っているお米は、そういったチェックをクリアしていますから、「残留農薬が残っているのではないか?」という噂は誤解です。


◇虫・小石・金属などの異物が混入しているのではないか?



お米は屋外で栽培されているものですし、肌ぬかを取り除く過程もあるので、袋に詰めるまでの間に虫・小石・金属などの異物が混入していたらと考えると、「気持ち悪いからといで洗い流したい」という気持ちになるかもしれませんが、この点に関しても心配はいりません


無洗米は「異物混入がないかどうか」のチェックをしっかりと受けており、異物があった場合には取り除いてから出荷されるので、「虫・小石・金属などの異物が混入しているのではないか?」という噂は誤解です。


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その他の無洗米のデメリットは?





無洗米に関しては、先ほど誤解であることが分かった3つの噂(デメリット)の他にも、いくつか噂されているデメリットがあるようです。


◇肌ぬかを除去する過程で栄養素まで取り除かれている
⇒栄養素までは取り除かれておらず、むしろ米とぎが必要なお米よりも多くの栄養素が残っています
(米とぎをすることで水溶性の栄養素が流出する)


◇おいしくない
⇒以前は味に劣る無洗米も多かったのですが、現在では味の問題も解消されています。
(おいしくない無洗米はニセモノである可能性が…)


◇普通のお米より高い
⇒確かに普通のお米よりは5~10%ほど高いものの、実際の正味量が普通のお米よりも多いので、実質的な価格の差はほとんどないか、普通のお米よりもお得に購入できます。


◇種類が少ない
普通のお米よりも種類が少ないので、選択肢は限られてしまうのですが、以前よりも種類が増えてきているため、今後も種類が増えてくるものと思われます。


◇おいしくふっくらと炊くのが難しい
正しい炊き方を実践すれば、おいしくふっくらと炊くことができます。
※無洗米のおいしい炊き方については、こちらのサイトが参考になります!


見ての通り、無洗米のデメリットとして噂されているほとんどが誤解に過ぎません


こういったデメリットを信じて無洗米を避けている方が多いと考えると、「非常にもったいないことをしている」と感じませんか?


無洗米のメリットをまとめると…



「危険」「デメリットが多い」といった誤解をされてしまっている無洗米のメリットについて、簡単にご紹介したいと思います。


無洗米のメリットとしては、「米とぎが要らない」ということによる、以下のようなメリットが挙げられます。



正味量が多い
家事の時間短縮ができる
水道代を節約できる
水質汚染や排水管の劣化の原因となる「とぎ汁」が出ない(環境に優しい)
栄養素の流出が少ない
味のムラが少ない
米とぎの技術がいらない
劣化を招く肌ぬかを除去してあるため、おいしさが長持ちする
非常用品として備蓄しておくのに最適
水仕事が減って手肌を傷める心配が減る
冷たさに耐えながら米とぎをする必要がない(寒い時期)



おいしい安全な無洗米を選ぶためには?





「その他の無洗米のデメリットは?」の項目で、「おいしくない無洗米はニセモノである可能性が…」とご紹介させていただいたのですが、無洗米として出回っているお米の中には「ニセモノ」が混ざっている可能性があります。


なぜニセモノが混じっているのかというと、無洗米には国が定めた基準がないからです。


ですが、本物でおいしい安全な無洗米を選んで購入することは簡単です。


本物でおいしい安全な無洗米には、「エコメちゃん」というマークが表示されています。


エコメちゃんは、「愛と米」と書かれたハートを持った可愛いお米のイラストで、このマークが表示されている無洗米は、「全国無洗米協会」による厳しい審査を通過した証拠です。


おいしい安全な無洗米を選ぶためには、お米売り場でエコメちゃんを探してください。


エコメちゃんのマークは、こちらから確認できます。


無洗米は安心して食べられるお米!



今回は、無洗米の危険性やデメリットについて、調査してきた内容をまとめてご紹介させていただきました。


無洗米が危険という噂はウソで、基本的に無洗米は安心して食べることができます


また、無洗米には多少のデメリットはあるものの、ほとんどは誤解ですし、デメリットの数をはるかに上回るくらいのメリットがあり、米とぎが必要なお米より優れている部分もたくさんあります。


お米を無洗米にしようかどうか迷っている方は、思い切って無洗米に変えてみることをオススメします


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