喫煙による体への悪影響が大きな問題になっている昨今普通のタバコから「電子タバコ」に変える方、もしくは変えることを検討している方も多いと思います。


普通のタバコよりも安全なのは明らかなのですが、電子タバコも安全なのかどうか、そこが気になりますよね。


では、電子タバコにも普通のタバコと同じように、体に害があるのでしょうか


電子タバコの有害性について、普通のタバコと比較してみました。


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電子タバコとは?





電子タバコとは、「リキッド」と呼ばれる液体を電気で熱し、気化させた蒸気を吸い込む器具のことです。


日本ではまだまだ普及していないものなのですが、欧米を中心に海外で普及しており、今後日本でも広く普及することが予想されます


電子タバコの成分



前述している通り、電子タバコはリキッドを使います


このリキッドに含まれる成分は、



プロピレングリコール
グリセロール(グリセリン)

香料



といったもの。


プロピレングリコールとグリセロールに関しては、聞いたことがない成分だと思うのですが、実はどちらも食品や医薬品など、身近なところで活用されている成分です。


【プロピレングリコール】

低用量では生物への毒性が低く、また無味無臭であることから、保湿剤、潤滑剤、乳化剤、不凍液、プラスチックの中間原料、溶媒などとして用いられる他、保湿性や防カビ性に富むことから医薬品や化粧品、麺やおにぎりなどの品質改善剤等、広範囲で用いられている。
医薬品としては、注射剤・内服薬・外用薬の溶解補助剤として調剤に用いられている。

Wikipedia プロピレングリコールより引用

【グリセロール】

食品添加物
甘味料、保存料、保湿剤、増粘安定剤などの用途がある。
甘味料としては虫歯の原因となりにくいことや、エリスリトールやキシリトールが持つ清涼感を打ち消す効果がある。
砂糖より甘さが弱いにかかわらず高カロリーである。
医薬品など
医薬品、化粧品には、保湿剤・潤滑剤として使われている。
咳止めシロップ、うがい薬、練り歯磨き、石けん、ローションなど幅広い製品に利用されている。
チンキの溶剤として、あるいは降圧剤としても使われている。

Wikipedia グリセリンより引用


様々なフレーバーがある!



電子タバコには様々なフレーバーがあり、普通のタバコとは違い、リキッド次第で様々な味を楽しむことができます


例えば、



タバコ味
ミント味
フルーツ味
チョコレート味
イチゴ味



といったフレーバーのリキッドがあるようです。


電子タバコなので「タバコ味」は想像がついたかと思うのですが、ミント味やチョコレート味などのフレーバーがあるとは、ちょっと驚きですよね。


電子タバコのメリット



電子タバコには、



普通のタバコよりも害が少ない
本体を購入する費用はかかるが、普通のタバコを買い続けるよりは低コストで済む(リキッド1つで1~2週間は持つ)
吸い殻や灰などのゴミが発生しない
火を使わないので安全
ヤニが壁にベットリとつく心配がない
好きなフレーバーのリキッドをセットして楽しむことができる



といったメリットがあります。


また、禁煙や減煙をサポートする器具としての顔も持っています。


普通のタバコ(紙タバコ)の有害性





ここからは、電子タバコと普通のタバコそれぞれの有害性やリスクについて解説していきたいと思います。


まずは、喫煙者の方のほとんどが吸っている、普通のタバコの有害性からご紹介します。


普通のタバコには、主に次の3つの有害物質が含まれています。



【ニコチン】
発がん性はないが、強い依存性がある物質であるため、タバコを吸いたい気持ちにさせてしまう恐ろしさを持つ

【タール】
いわゆる「ヤニ」の正体で、ベンツピレン・アミンなどの発がん性を持つ物質をたくさん含んでいる

【一酸化炭素】
ヘモグロビンと結合しやすい性質を持ち、一酸化炭素と結合したヘモグロビンが身体中を駆け巡ることで酸欠状態を引き起こす



そして普通のタバコの煙には、なんと4,000種類もの化学物質が含まれており、そのうちの20分の1(200種類)は有害物質であることがわかっています。


そのため、普通のタバコは喫煙者本人だけではなく、周りにいる非喫煙者も副流煙を吸い込んでしまい(受動喫煙)、健康を害する恐れがあります。


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普通のタバコで引き起こされる可能性のある症状や病気




口腔がん
咽頭がん
喉頭がん
食道がん
肺がん
胃がん
すい臓がん
膀胱がん
子宮頸がん
動脈硬化
高血圧
脳卒中
心筋梗塞
胃潰瘍
喘息
肺炎
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
糖尿病
メタボリックシンドローム、
うつ病
ニコチン依存症
バセドウ病
骨粗鬆症
インポテンツ

など…


普通のタバコを吸うだけで引き起こされる可能性のある症状や病気が、ざっと挙げただけでもこんなにあります


現在では、タバコを吸うことによって引き起こされる症状や病気をまとめて「たばこ病」と呼びます


※「たばこ病」詳しい情報はこちらから確認できます。


一般社団法人日本生活習慣病予防協会
Wikipedia たばこ病


電子タバコの有害性



次に、電子タバコの有害性についてご紹介します。


電子タバコには、リキッドにニコチンが含まれるものもありますが、先ほどご紹介したタールや一酸化炭素は含まれていません


(ニコチン入りのリキッドは日本で規制の対象となっているため、個人輸入でしか手に入らない)


そのため、タールや一酸化炭素による体への害の心配はありません


ただ、だからといって「電子タバコは安全」とは言い切れないのが現状です。


なぜかというと、電子タバコに含まれる有害物質に関しては、まだまだ明らかにされていない部分が多いからです。


また、海外ではニコチン入りのリキッドを販売することが認められているため、輸入品のリキッドを購入した場合、ニコチンが含まれている恐れがあったり、粗悪品のリキッドが潜んでいる可能性もあったりするので、100%安全とは言い切れません


電子タバコに潜む危険



残念ながら電子タバコにも、以下のような危険性が潜んでいます。


リキッドに有害物質が含まれていることがある
水蒸気でやけどを負う恐れがある
呼吸器疾患や心血管障害を引き起こす恐れがある
頭痛・喉の痛み・咳などの症状が現れる恐れがある(ニコチン入りリキッドの場合)
DNAを損傷させる(普通のタバコと変わらない程度)
コイル(アトマイザーヘッド)の劣化によって有害物質が排出される恐れがある



電子タバコの副流煙は大丈夫?



電子タバコの場合は、副流煙は出ません


副流煙のように見えるのは「副蒸気」というもので、基本的に有害性はないそうです。


ただ、普通のタバコの副流煙よりも軽微なものではありますが、副蒸気によって粘膜が刺激を受けることもあるようなので、「無害かどうか」というと疑問が残ります


普通のタバコよりは明らかに安全性は高いのですが、電子タバコを吸う場合も周りへの配慮は必要になるでしょう。


電子タバコと普通のタバコの有害性を比較すると…?





ここまでご紹介させていただいたことを踏まえ、電子タバコと普通のタバコの有害性を比較してみたところ、


「電子タバコのほうが明らかに安全である」


という結果になりました。


まだまだ安全性の面でわかっていないこともある電子タバコですが、普通のタバコに含まれている有害物質の量のことを考えると、明らかに電子タバコのほうが安全です。


もし、この電子タバコが喫煙者の間で普及すれば、普通のタバコを吸い続けた場合と比べると、自分自身の健康を守ることができますし、副流煙で周りに不快な思いをさせたり、受動喫煙で周りにまで健康被害を及ぼしたりしてしまうのを減らすことができます



電子タバコは普通のタバコよりも安全



電子タバコの有害性について、普通のタバコと比較した結果についてご紹介させていただきました。


比較した結果、電子タバコは普通のタバコよりも安全に吸うことができます


ただ、安全性に関してはまだまだわかっていない部分があることも事実です。


そして、安全に電子タバコを吸いたいのであれば、海外からの個人輸入ではなく、日本製のものを選ぶようにしたほうが安心です。


もし、普通のタバコから電子タバコに切り替えることを考える方はぜひ、参考になさって下さい。


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