「普段から好んで飲んでいる」という方も多いであろう紅茶。


美容や健康にも良い飲み物であることから、積極的に飲みたい飲み物でもあるのですが、実は「紅茶の飲み過ぎは身体に害がある」という怖い噂があるのだそうです。


紅茶が好きで、普段からよく飲んでいる方からしたら、この噂の真相はちゃんと知っておきたいところ


そこで今回は、紅茶の飲み過ぎは身体に害があるのかどうか、そして1日の適量や飲むタイミングなどについて解説します。


スポンサードリンク



紅茶とは?





まずは簡単に、紅茶についてご紹介します。


紅茶とは、ツバキ科ツバキ属に分類される、「チャノキ(学名:カメリア・シネンシス」という常緑樹の葉っぱから作られる飲み物のことです。


チャノキを発酵・乾燥させたのちに、水やお湯で茶葉のエキスを抽出してできるのが、飲料としての紅茶になります。


紅茶の他にも、緑茶やウーロン茶といった、茶葉を使ったメジャーなお茶がありますが、実は紅茶・緑茶・ウーロン茶共に、同じチャノキの葉っぱが原料になっています。


これら3つのお茶は、製造方法によってそれぞれが違うお茶になります。



【紅茶】
酸化酵素の働きを利用して完全に発酵させる(完全発酵)

【緑茶】
酸化酵素の働きを利用しない(不発酵)

【ウーロン茶】
酸化酵素の働きを利用するが、途中で発酵を止める(半発酵)



紅茶の効能・効果



健康や美容に良い飲み物として知られている紅茶ですが、具体的には以下のような効能や効果が期待できます。



【効能】

脂肪燃焼促進
抗酸化作用
血圧を正常に保つ
血糖値の上昇を抑制する
血中コレステロール値を下げる
利尿作用
殺菌作用
覚醒作用
消臭
歯のエナメル質の強化



【効果(効能によってもたらされるもの)】

ダイエット
むくみの改善・予防
消化促進
がん予防
生活習慣病予防
風邪・インフルエンザの予防
虫歯予防
歯垢予防
口臭予防
香りによるリラックス
眠気を覚ます
美肌・美白



心身の健康維持や美容に効果的な飲み物であることが見て取れますね。


紅茶の飲み過ぎは身体に害があるって本当?





ではここからは本題に入って、紅茶の飲み過ぎによる身体への害について解説していきたいと思います。


先に結論からお話しさせていただくと、紅茶の飲み過ぎは身体に害を及ぼす恐れがあります


紅茶の飲み過ぎによる身体への害は、紅茶に含まれる



カフェイン
シュウ酸
タンニン
フッ化物



といった成分によるものです。


頭痛



紅茶の飲み過ぎによってカフェインを過剰摂取してしまうと、脳の血管に負担がかかり、頭痛を引き起こす恐れがあります。


本来であればカフェインは、血管を拡張させて頭痛を緩和する効果があるのですが、過剰摂取は頭痛を引き起こす原因となるので避けるべきです。


腹痛



こちらもカフェインによるものなのですが、紅茶の飲み過ぎによってカフェインを過剰摂取してしまうと、胃酸が多く分泌されて胃痛を引き起こす恐れがあります。


また、タンニンによって腸が刺激されることで、下痢を引き起こす恐れがあります。


貧血



タンニンは鉄分と結合して「タンニン鉄」を作り、鉄分の吸収を阻害してしまいます。


紅茶の飲み過ぎによってタンニンを過剰摂取すると、このタンニン鉄が増えて鉄分の吸収が阻害され、貧血を引き起こす恐れがあります。


カフェイン中毒



カフェイン中毒には、短時間でカフェインを過剰摂取した場合に発症する恐れがある「急性カフェイン中毒」と、長期間にわたってカフェインを摂取し続けることで発症する恐れがある「慢性カフェイン中毒」とがあります。


紅茶の飲み過ぎによってカフェインを過剰に摂取すると、「カフェイン中毒」を発症する恐れがあります


スポンサードリンク



尿路結石



紅茶の飲み過ぎによってシュウ酸を過剰摂取してしまうと、尿路結石を引き起こす恐れがあります。


シュウ酸は腎臓でカルシウムと結合し、結石を作るので、その結石が尿管を詰まらせます。


シュウ酸を過剰摂取すればするほど結石ができやすくなるので要注意です。


歯や骨を脆くする



これは安い紅茶によって引き起こされる身体への害になるのですが、安い紅茶には「フッ化物」という成分が含まれています


フッ化物は、茶葉の成長に従って増えていく成分なのですが、紅茶は若い茶葉ほど品質が良くて値段も高いので、成長した茶葉が使用されている安い紅茶にはフッ化物がたくさん含まれていることになります。


このフッ化物は、「歯や骨を脆くする」という良くない働きがあるため、安い紅茶を飲み過ぎると、フッ化物の過剰摂取になってしまいます。


紅茶の1日の適量はどのくらい?



飲み過ぎると身体に害を及ぼす恐れがあることがわかった紅茶ですが、どのくらいの量が1日の適量なのか、気になりますよね。


紅茶の1日の適量は、大体3杯程度とされています。


カフェインの摂取量のことを考慮すると、5杯以上飲んでも大丈夫なのですが、1日3杯飲むのが、健康や美容には効果的なのだそうです。


ちなみに、ペットボトル飲料の紅茶の場合は、1日に500mlのペットボトル1本分を飲み切っても、1日のカフェインの摂取上限量には届かないものが多いです。



【1日のカフェインの摂取量】
体重1kgあたり1日5.7mgまで
(体重45kgの方⇒1日約256mgまで・体重60kgの方⇒342mgまで)



ただ、一度に摂取できるカフェインの摂取量にも「体重1kgあたり3mgまで(成人)」という上限があり、一度に500mlのペットボトルの紅茶を飲んでしまうと、商品と飲む方の体重によっては、一度に摂取できるカフェインの上限量を超えてしまう場合もあります


ですから、ペットボトルの紅茶を飲む場合は、何回かに分けて飲むようにしましょう


紅茶を飲むタイミング





最後に、紅茶を飲むタイミングについてご紹介します。


紅茶を飲むタイミングとしてオススメなのは、以下の3つのタイミングになります。



【朝】
紅茶に含まれるカフェインの覚醒作用により、眠気を覚ますことができるため


【食事のお供】
食事による脂肪の吸収を抑制してくれるため


【夜】
リラックス効果により、1日の疲れを癒すことができるため



もちろん、「アフタヌーンティー」の習慣にあやかって午後のおやつどきに飲むのもオススメ


優雅なひとときを過ごすことができますよ。


このタイミングで紅茶を飲むのは避けて!



逆に、紅茶を飲むタイミングとしては適していないタイミングもあります。



【空腹時】
カフェインの刺激で胃が荒れる恐れがあるため


【寝る前】
カフェインの覚醒作用と利尿作用で、睡眠の質が低下する恐れがあるため


【鉄分が豊富な食べ物を食べる時(特に貧血の方)】
鉄分の吸収が阻害される恐れがあるため



こういったタイミングで紅茶を飲むことは、記述させていただいた通りの理由があるため、飲むタイミングとしてはオススメできませんし、できれば避けたほうが無難です。


紅茶は飲み過ぎなければ大丈夫!



紅茶の飲み過ぎは身体に害があるのかどうか、そして1日の適量や飲むタイミングなどについて解説させていただきました。


ご紹介させていただいた通り、紅茶に含まれる特定の成分を過剰摂取することによって、健康への様々な影響が現れる恐れがあります。


その結果として、「紅茶の飲み過ぎは身体に害を及ぼす恐れがある」ということになるため、紅茶の飲み過ぎはオススメできません


ただ、1日の適量を知って守ること、そして飲むタイミングに気をつけることで、おいしく飲みながら健康や美容への効果が期待できます


普段から紅茶をよく飲むという方は、参考になさってくださいね。


スポンサードリンク