私たちの身近には、カフェインが含まれる飲み物がたくさんありますよね。


カフェインは様々な働きがある一方で、摂取量には注意が必要な成分でもあり、カフェインの含有量が多い飲み物を飲む場合は気をつけなければなりません


そこで今回は、カフェイン含有量で注意すべき飲み物を5つ、カフェインの危険性とあわせてご紹介します


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カフェインとは?





まずは簡単に、「カフェインがどのような成分なのか」ということについてご紹介させていただきます。


カフェインとは、茶葉・コーヒー豆・カカオ豆などに含まれている苦み成分であり、アルカロイドの1つです。


茶葉・コーヒー豆・カカオ豆などを使った食べ物や食品に多く含まれている他、医薬品として「総合感冒薬」や「鎮痛薬」にも使用されています。


カフェインの効果や働き



カフェインには、以下のような効果や働きがあります。



覚醒作用(眠気覚まし)
興奮作用(気分を高揚させる)
利尿作用
鎮痛作用
疲労感の軽減
持久力アップ
脂肪分解の促進
むくみの予防・改善
アルツハイマー病の予防
パーキンソン病の予防

など…



見ての通り、嬉しい効果ばかりですよね。


しかしカフェインは、摂取量に気を付けなければ死に至る恐れもある、怖い成分でもあります。


安全に摂取できるカフェインの量



カフェインの摂取量には、安全に摂取できるカフェインの量があります。


安全に摂取できるカフェインの量は、以下の摂取量が基準となります。



◇一度に安全に摂取できるカフェインの量⇒成人で大体200mg程度(厳密には体重1㎏につき3mg)
◇1日に安全に摂取できるカフェインの量⇒成人で大体300~400mg(厳密には体重1kgにつき5.7mg)




【例】
体重45kgの方⇒1回あたり135mg・1日あたり256.5mg
体重60kgの方⇒1回あたり180mg・1日あたり342mg
体重75kgの方⇒1回あたり225mg・1日あたり427.5mg



体重を元に計算すると、正確な摂取目安量がわかるのですが、面倒な場合は


1回あたり200mg
1日あたり300~400mg



を目安にしてもOKです。


この量の範囲内でカフェインを摂取するようにすれば、安全にカフェインを摂取することができます


危険を伴うカフェインの摂取量





危険を伴うカフェインの摂取量としては、「カフェイン中毒の急性症状を引き起こす量」と「死に至る恐れのあるカフェインの量(致死量)」があります。


カフェイン中毒の急性症状を引き起こすカフェインの量



カフェイン中毒の急性症状とは、カフェインの過剰摂取によって引き起こされる中毒症状のことです。


精神症状
落ち着きがなくなる、緊張感、感覚過敏、多弁、不安、焦燥感、気分高揚、一時的な不眠症を生じる。重症になると、精神錯乱、妄想、幻覚、幻聴、パニック発作、取り乱す、衝動性などが現れ、酷いと自殺行為に及ぶ場合まである。神経質な人やうつ病、不安障害、パニック障害などを患っている人は重症化しやすく、症状の悪化をきたしやすい。

身体症状
胃痛、胸痛、吐気、嘔吐などの消化器症状、心拍数の増加(時に不整脈)[5]、心筋収縮の促進、心室細動、血流増大、動悸、呼吸が速くなる、頻尿など、循環器の症状。また一時的な筋骨格の持久力増進、振戦、むずむず感を生じる。重症化すると、足がつるなどの痙攣を起こし、歩行が困難になる。また、瞳孔拡大や顔が赤くなったり、頭痛を引き起こす。

Wikipedia カフェイン中毒より引用



カフェイン中毒の急性症状を引き起こすカフェインの量は、以下の摂取量が基準となります。



◇体重1kgあたり6.5mgのカフェインを1時間以内に摂取した場合(約半数が発症)
◇体重1kgあたり17mgのカフェインを3時間以内に摂取した場合(ほとんどが発症)




【例】
体重45kgの方⇒1時間以内に292.5mg・3時間以内に765mg
体重60kgの方⇒1時間以内に422.5mg・3時間以内に1,020mg
体重75kgの方⇒1時間以内に487.5mg・3時間以内に1,275mg



体重1kgあたり17mgのカフェインを3時間以内に摂取した場合のほうが、症状が重くなりやすいそうです。


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死に至る恐れのあるカフェインの量(致死量)



死に至る恐れのあるカフェインの量は、「体重1kgあたり約200mg」とされています。


この量は、体重45kgの方・体重60kgの方・体重75kgの方のそれぞれに当てはめると、以下のようになります。



体重45kgの方⇒約9,000mg(約9g)
体重60kgの方⇒約12,000mg(約12g)
体重75kgの方⇒約15,000mg(約15g)



ただ、体質や年齢によって、カフェインに弱い人と強い人とがいることから、さらに少ない量の5,000~10,000mg(5~10g)の間を致死量とする場合が多いようです。


※人によってはカフェインそのものがダメな場合も…



先ほど「カフェインに弱い人がいる」という話をしたのですが、カフェインに弱い体質だと、摂取量に関わらず、カフェインを摂取しただけで体調を崩す場合もあるようです。


カフェイン含有量で注意すべき飲み物5つ





カフェインの怖さについて知っていただいたところで、カフェインの含有量で注意すべき飲み物についてご紹介します。


なお、いずれの場合もカフェインの含有量は「約」になりますので、ご了承ください。


①コーヒー



まず1つめは「コーヒー」です。


「カフェイン=コーヒー」のイメージが強い方も多い通り、コーヒーにはカフェインが多く含まれています


コーヒーの淹れ方によってカフェインの含有量は変わってくるのですが、エスプレッソの場合は100mlあたり170mg、ドリップの場合は100mlあたり90mgが、カフェイン含有量の1つの基準となります。


ちなみに、インスタントの場合は100mlあたり45mgと、エスプレッソに比べると含有量が大きく下がります。


②玉露



2つめは「玉露」です。


玉露は緑茶の中で1番の高級品ですが、カフェインが多く含まれています。


その含有量は、100mlあたり120mgとされています。


③栄養ドリンク



3つめは「栄養ドリンク」です。


栄養ドリンクにもよるのですが、栄養ドリンクのカフェインの含有量の平均は、100mlあたり50mgとされています。


ちなみに、主な栄養ドリンクのカフェイン含有量は、以下の通りです。



リポビタンD⇒1本(100ml)あたり50mg
アリナミンV⇒1本(50ml)あたり50mg
眠眠打破⇒1本(50ml)あたり120mg
レッドブル⇒1本(250ml缶)あたり80mg
モンスターエナジー⇒1本(355ml)あたり142mg



④抹茶



4つめは「抹茶」です。


抹茶のカフェイン含有量は、100mlあたり30mgとされています。


抹茶にカフェインが含まれているということは、抹茶を使った飲み物やスイーツにもカフェインが含まれていることもあります。


⑤ココア



5つめは「ココア」です。


ココアのカフェイン含有量は、抹茶と同じ100mlあたり30mgとされています。


こちらも抹茶と同様に、ココアを使った飲み物やスイーツにはカフェインが含まれていることがあります。


カフェインが含まれるその他の飲み物



皆さんが普段飲んでいると思われる、以下のような飲み物にもカフェインは含まれています



緑茶
紅茶
ウーロン茶
ほうじ茶
玄米茶
マテ茶
コーラ

など…



カフェインの含有量が多い飲み物は飲み過ぎないように!



今回は、カフェイン含有量で注意すべき飲み物を、カフェインの危険性とあわせてご紹介させていただきました。


カフェインは過剰摂取すると、最悪の場合は命に関わることもあるので、カフェインの含有量が多い飲み物は、飲み過ぎないように注意しなければなりません


ただ、カフェインの含有量が多い飲み物を避ける必要はなく飲み過ぎなければカフェインの良い働きによる恩恵を受けることができます


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