勉強や部活を頑張る子供から、仕事を頑張る大人まで、幅広く親しまれている「ブドウ糖」


なぜ親しまれているのかというと、「頭を使うことに最適」と言われているからです。


では、この「ブドウ糖は頭を使うことに最適」というのは、本当なのでしょうか


また、ブドウ糖には、脳に対してどのような効果が期待できるのでしょうか


ブドウ糖の効果についてまとめてみました。


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ブドウ糖とは?





ブドウ糖とは、フルーツの「ぶどう」が名前の由来になっている、自然界に最も多く存在する単糖類の1つです。


単糖類とは、それ以上分解することができない糖類のことで、ブドウ糖の他、果糖やガラクトースが分類されています。


ブドウ糖は、フルーツ・穀類・イモ類・はちみつなどに多く含まれており、



神経系
筋肉
赤血球



といった器官のエネルギー源として活躍しています。


糖質は最後にブドウ糖になる



一言に「糖質」といっても、先ほどご紹介した単糖類をはじめ、2~10個の糖から構成される「少糖類」や、たくさんの糖から構成される「多糖類」といった種類があります。



【単糖類】
ブドウ糖(グルコース)
ガラクトース
果糖(フルクトース)

【少糖類(オリゴ糖)】
ショ糖(砂糖)
麦芽糖(マルトース)
乳糖(ラクトース)
トレハロース

【多糖類】
でんぷん
グリコーゲン
デキストリン


(糖質にはこの他「糖アルコール」も含まれます)


ブドウ糖を除くこれらの糖質は、消化酵素の働きによって最終的にはブドウ糖になります


2つ以上の糖がくっついた状態では、体内で利用することができないからです。


これ以上分解されないガラクトースや果糖も含め、糖質は一度ブドウ糖に変換されてから、体内で利用されるのです。


ブドウ糖の効果は頭を使うことに最適?



「ブドウ糖の効果は頭を使うことに最適」、この話は本当です。


ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源で、脳の正常な働きには欠かすことのできない存在だからです。


脳以外の器官であれば、他の栄養素をエネルギー源として使用することができるのですが、脳の場合はそれができないのです。


1日に体内で消費されているブドウ糖は、全体で大体260gとされているのですが、そのうち脳が消費しているのは120g


つまり、脳だけで全体の半分近くのブドウ糖を消費しているというわけです。


このことから、ブドウ糖が脳にとって欠かせない存在であることがよくわかりますよね。


ブドウ糖の脳への効果



脳の唯一のエネルギー源となるブドウ糖が脳にもたらす効果としては、「集中力をアップさせる」という効果があります。


脳のブドウ糖が不足すると、脳がエネルギー不足の状態となり、



頭がボーっとする
思考力が低下する
記憶力が低下する
やる気が沸かなくなる
イライラする



といった不調が現れ、集中力を途切れさせてしまいます


しかし、ブドウ糖をしっかりと補給することによって、脳のエネルギー不足を解消・予防することができるため、集中力をアップさせることができます


ブドウ糖のその他の効果





ブドウ糖の効果は、脳に対する効果だけにとどまりません


以下のような効果も期待できます。


疲労回復



仕事やスポーツなどで体を動かした後の筋肉は、疲労から回復するために糖質を必要とします


ここでブドウ糖を摂取することで、筋肉に素早くエネルギー源を届けることができるため、疲労回復を促進することができます。


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低血糖予防



そもそも低血糖とは、血糖値が50~70mg/dL以下にまで下がってしまった時に現れる症状のことを言います。


軽度の場合は、


空腹感
発汗
頻脈
手足の震え
不安感
動悸



といった症状で済みますが、重症になると意識障害を引き起こす恐れがあります。


ブドウ糖をしっかりと摂取しておくことで、こういった低血糖の症状を予防することができます。


ダイエット



「糖質だからダイエットに向いているはずがない…」なんて思った方もいるかもしれませんが、ブドウ糖はダイエットにも必要不可欠な栄養素です。


先ほどの「低血糖の予防」の項目で、低血糖の症状の1つとして「空腹感」を挙げたのですが、低血糖によって空腹感を感じると、ドカ食いを招く恐れがあります。


ということは、ブドウ糖が足りていれば、低血糖による空腹感を防ぐことができるので、適度なブドウ糖の補給はダイエットにおいて欠かせないのです。


熱中症予防



暑い時期になると、多くの死者を出す熱中症ですが、熱中症を予防するためにはブドウ糖も必要です。


熱中症の予防では、水分と塩分の補給が求められますが、ブドウ糖も一緒に摂取することで、塩分(ナトリウム)の吸収がスムーズになります。


その結果として、熱中症の予防効果を高めることができます。


体温を保つ



ブドウ糖がエネルギーとして消費される際に、熱が発生します。


この熱が体温を上げてくれるので、低体温を防ぐと同時に、体温を保つことができるようになります


ただ、ブドウ糖をエネルギーとして変換するためにはビタミンやミネラルが必要になるので、ビタミンやミネラルもしっかりと補う必要があります。


二日酔いの予防・緩和



肝臓がアルコールを分解処理する時に、「アセトアルデヒド」という有害物質が発生します。


このアセトアルデヒドを分解するために消費されるのは、なんとブドウ糖


ブドウ糖が足りていれば良いのですが、アセトアルデヒドの分解によってブドウ糖が不足(低血糖)してしまうと、アセトアルデヒドが体内に残ってしまい、二日酔いを引き起こしてしまいます


お酒を飲む前や飲んだ後にブドウ糖を摂取しておくことで、二日酔いを予防することができますし、二日酔いの症状が出てしまっても、ブドウ糖を摂取することで症状を緩和することができます。


より効率良くブドウ糖を摂取するなら…?





ブドウ糖は、



ぶどう
バナナ
あんず
いちじく
はちみつ
ラムネ菓子
うどん
お米
パン
パスタ



といった、糖質を多く含む食品を通して摂取することができます。


しかし、糖質を多く含む食べ物を通して摂取するのも良いのですが、少糖類や多糖類に分類される糖質だと、体内でブドウ糖に変換されてから利用されることになるため、「すぐにブドウ糖が欲しい」という場合にはあまり向きません


つまり、ブドウ糖の状態で摂取したほうが、すぐに体内で利用することができるので、より効率良くブドウ糖を摂取するのであれば、ブドウ糖の粉末やタブレットを利用するのが手っ取り早いです。


ブドウ糖そのものを摂取することができる優れものですし、値段も安いので、仕事や勉強のお供に常備しておくことをオススメします


ケンコーコム ブドウ糖


ブドウ糖の摂取で気を付けるべきこと



最後に、ブドウ糖の摂取で気を付けるべきことについてお話しします。


ブドウ糖は一度にたくさん摂取してしまうと、その分血糖値が急激に上昇し、インスリンの大量分泌を促してしまいます


インスリンは、体内で余ったブドウ糖を脂肪として蓄えておく働きをするホルモンでもあるため、ブドウ糖の摂り過ぎは肥満の原因になってしまいます。


また、ブドウ糖の摂り過ぎは「糖尿病」の原因となる可能性がありますし、がん細胞はブドウ糖をエサとして増殖する細胞であるため、「がん」を引き起こすきっかけにもなりかねません。


ブドウ糖が不足している「朝」や「疲労を感じている時」には積極的に摂取したほうが良いですが、あまり摂り過ぎるのも良くないので、摂り過ぎはやめましょう


ブドウ糖は脳のエネルギー源となる



今回は、ブドウ糖の脳に対する効果や、その他の効果についてまとめてご紹介させていただきました。


ブドウ糖は頭を使うことに最適な栄養素で、ブドウ糖が不足すると脳もエネルギー不足となり、うまく働かなくなります。


ですが、ブドウ糖を補給することで脳の働きを良くすることができ、集中力をアップさせることができます。


その他にも良い効果をもたらしてくれるブドウ糖、摂り過ぎもNGですが、不足しないように補いましょう


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