体に良い飲み物として親しまれている「甘酒」


普段から飲む習慣がある方も多いのではないでしょうか。


甘酒のような栄養たっぷりの飲み物は、たくさんの栄養を摂取して、お腹の赤ちゃんに届けなければならない妊婦さんにとっては、飲むだけで手軽に栄養補給ができる優れもの


ですが、「甘酒」という名前である以上、甘酒に含まれるアルコール分が気になりますよね


では甘酒は、妊婦が飲んでも健康に問題はないのでしょうか


甘酒の成分などを調査して、妊婦の健康への影響を調査してみた結果についてご紹介します。


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甘酒とは?





甘酒とは、日本で昔から飲まれている、伝統的な飲み物の1つです。


「飲む点滴」という異名を持つほどの高い栄養価を誇る飲み物で、健康・美容の双方に良い効果をもたらしてくれる飲み物として親しまれています。


甘酒が飲まれるのは主に冬ですが、最近では夏になると冷たい甘酒も出回るため、季節を問わず飲まれています。


甘酒は妊婦が飲んでも平気?



「飲む点滴」という異名を持つ甘酒、つわりで十分な食事を摂ることができなかったり、妊娠前と比べると疲れやすかったりする妊婦さんにとっては魅力的に感じることと思います。


とはいえ、名前に「酒」と入っていることを考えると、「妊婦は甘酒を飲みたくても我慢しなければならない」と思い込んでしまっている方も多いはず。


では、甘酒は妊婦が飲んでも平気なのかというと、甘酒の種類によっては妊娠中でも問題なく飲むことができます


あまり意識したことがない方も多いのではないかと思うのですが、実は甘酒は「米麹から作られる甘酒」と「酒粕から作られる甘酒」の2種類があります。


妊婦が飲んでも良い甘酒



妊婦が飲んでも良いのは、「米麹から作られる甘酒」です。


米麹から作られる甘酒は、甘酒という名前でありながらもアルコールは一切含まれていません


そのため、妊娠中の方はもちろんのこと、子供でも安心して飲むことができるのです。


その上、米麹から作られる甘酒の甘みは、アミラーゼによってデンプンが糖化された際に生まれる自然由来の甘みです。


「砂糖を加えていない」というのも、米麹から作られる甘酒を安心して飲むことができる理由の1つでもあります。


妊婦が飲んではいけない甘酒



では逆に、妊婦が飲んではいけないのは、「酒粕から作られる甘酒」です。


酒粕を原料として使用している以上、酒粕から作られる甘酒にはアルコールが含まれています


アルコール度数自体は1%未満と低いこともあり、お酒としてではなく、ジュースと同じ扱いで売られているのですが、アルコールが含まれている以上、妊娠中の方やアルコールに弱い方、そして子供にはオススメできません


また、米麹から作られる甘酒の甘みは自然由来の甘みですが、酒粕から作られる甘酒には砂糖が加えられているため、カロリーも若干高めです。


甘酒に含まれる栄養素(成分)





先ほど「甘酒は高い栄養価を誇る飲み物」とご紹介させていただきましたが、具体的にどのような栄養素が含まれているのか、気になりますよね。


甘酒に含まれる栄養素を、妊娠中でも飲める米麹から作られる甘酒を例に挙げると、以下のようになります。



麹菌
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンB6
ナイアシン
パントテン酸
葉酸
ビタミンE

ナトリウム
マグネシウム
リン
マンガン
亜鉛

セレン
モリブデン
食物繊維
ブドウ糖
オリゴ糖
アミノ酸(トリプトファン・リジン・メチオニン・フェニルアラニン・スレオニン・バリン・ロイシン・イソロイシン・ヒスチジン・GABA)



かなりの種類の栄養素が摂取できることがわかりますよね。


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妊娠中に甘酒を飲むことで期待できる効果



たくさんの栄養素が一度に摂取できる甘酒ですが、「甘酒を飲むことで妊婦さんの健康にどういった良い影響があるのか」ということも気になりますよね。


妊娠中に甘酒を飲むことで期待できる効果についてご紹介します。


便秘の予防・改善



「妊娠前は便秘知らずの体質だった」という方でさえ、妊娠中は便秘に悩まされやすいもの


その上、安易に便秘改善薬を飲むこともできないため、薬を飲む以外の方法で便秘に対応していかなければならないのですが、こんな時に役立つのが甘酒なんです。


甘酒には、オリゴ糖や食物繊維といった、腸内環境を整える働きをする成分が含まれているため、便秘を予防・改善する効果が期待できます。


不足した栄養素を補う(栄養補給)



妊娠中はつわりの症状に悩まされる方が大半を占めますが、


食べても吐いてしまう
食べられるものが限られる



といった状態に陥ってしまうと、どうしても不足する栄養素が出てきます


栄養価が高い甘酒は、一度にたくさんの栄養素を摂取することができるため、つわりで不足した栄養素を補うことができます


「飲む」という形であれば、つわりがあっても摂取しやすいのでオススメです。


疲労回復



妊娠中はホルモンバランスが変化することや、お腹が少しずつ大きくなってくることで、肉体的に疲れやすくなります


甘酒には、疲労回復に効果的なアミノ酸・ビタミンB群・ブドウ糖といった成分が含まれているため、妊娠中の疲労回復にも効果が期待できます。


免疫力アップ



妊娠中は、胎児を守るため、そしてホルモンバランスが変化するために、どうしても免疫力が低下してしまいます。


免疫力が低下すると、当然ながら風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなりますし、つわりの症状が悪化することもあるため、母体はもちろんのこと、胎児にも影響を及ぼす恐れがあります。


甘酒には、前述している通り腸内環境を整える働きがあるのですが、腸内には全体の約6割の免疫細胞が存在していることから、腸内環境が整うことによって、免疫力をアップさせることができます


ストレス緩和



妊娠中はホルモンバランスの変化はもちろんのこと、生活習慣も大きく変わるため、様々なストレスが蓄積されて辛い時期だと思います。


とはいえ、「ストレスを感じるのもお腹の赤ちゃんに良くない…」と考えると、さらに辛いのではないでしょうか。


甘酒には、アミノ酸のGABAやパントテン酸といった、ストレス緩和に効果的な成分が含まれています。


そのため、ストレスを緩和してリラックスした毎日を送ることができるようになります。


妊娠中の甘酒の飲み方





いくら「甘酒を飲むと良い」とは言え、甘酒を飲み過ぎるのは良くありません


甘酒のカロリーは比較的高めなので、甘酒の飲み過ぎが体重増加に繋がる恐れがあります。


甘酒を飲むのであれば、1日200ml程度を目安にし、200ml程度の甘酒を1日数回に分けて飲むようにすると効果的だそうです。


無理をする必要はありませんが、できれば毎日継続して飲み続けるようにしましょう。


「甘酒を飲みたいけど、どうしても味が苦手で…」という場合は、



豆乳
牛乳
ココア
はちみつ
バナナ
いちご



などと合わせて飲むことで、甘酒の味が苦手でも飲みやすくすることができますよ


他の飲み物や食べ物と合わせて甘酒を飲む場合は、くれぐれもカロリーに気を付けてくださいね。


米麹由来の甘酒なら妊婦さんも飲める



今回は、「甘酒は妊婦が飲んでも健康に問題はないのか」ということで、甘酒の成分などを調査して、妊婦の健康への影響を調査してみた結果についてご紹介させていただきました。


ご紹介させていただいた通り、甘酒は米麹を使って作られるノンアルコールのものと、酒粕を使って作られるアルコールを微量に含むものとがあり、妊婦さんは米麹を使って作られる甘酒であれば飲むことができます


甘酒には、妊婦さんに嬉しい様々な効果もありますから、甘酒をマタニティライフに取り入れるのは、とても良いことだと思います。


甘酒が飲みたい妊婦さんは、米麹を使って作られる甘酒を選ぶようにしてくださいね。


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