昔ながらの飲み物で、最近その効果の高さが再認識されている「甘酒」


甘酒には様々な効果が期待できるのですが、特に女性が悩まされている「便秘」にも効果が期待できるのだとか。


では、「甘酒は便秘に効果がある」という話は、本当なのでしょうか


甘酒の便秘への効果の有無と、甘酒を飲むタイミングについて調査してみました。


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甘酒について





まずは、「甘酒はどんな飲み物なのか」ということについてご紹介したいと思います。


甘酒とは、夏の季語にもなっている、古くから日本で親しまれている飲み物のことです。


この後詳しくご紹介させていただきますが、甘酒は栄養価に非常に優れた飲み物で、栄養剤として投与される点滴とほぼ同じ成分を含むことから、「飲む点滴」とも呼ばれています


「甘酒」という名前ではあるものの、実際のアルコール含有量は微量(アルコール度数1%未満)、もしくは一切含まれていません(ノンアルコール)


そのため、お酒ではなくソフトドリンクとして扱われています。


甘酒は2つに分けられる



一言に甘酒といっても、「大きく2つに分けることができる」ということを、皆さんはご存知でしょうか?


甘酒は、「原料として使用するもの」によって、2つに分けることができます。


【米麹由来の甘酒】



米麹を原料として作られる甘酒です。


アルコールを一切含まないため、お酒特有のツンとするニオイもありませんし、お酒に弱い方や妊娠・授乳中の方、そして子供も飲むことができます

米こうじと米を原料とする。150gの米、3合の水で作った粥を50 – 60℃程度に保温し、200gの米こうじを混合、撹拌し、1晩(10 – 12時間)程度かけてコウジカビ由来の酵素(アミラーゼ)によってデンプンを糖化することで甘味を得る。

Wikipedia 甘酒より引用


【酒粕由来の甘酒】



酒粕を原料として作られる甘酒です。


原料の酒粕にはアルコールが含まれているため、酒粕由来の甘酒には微量のアルコールが含まれます


お酒が弱い方にもオススメのお酒ではあるのですが、妊娠・授乳中の方や子供は避けたほうが良いタイプの甘酒になります。


酒粕を原料とする。湯に酒粕を溶いて加熱し、砂糖などの甘味を加える。日本酒由来の酒粕には、発酵酵母など各種栄養素も多く含まれており[10][11]、製法も安易である。

Wikipedia 甘酒より引用


甘酒に含まれる栄養素





甘酒には、以下のようなたくさんの種類の栄養素が含まれています。


米麹由来の甘酒を例に、甘酒に含まれている栄養素をざっと挙げてみます。



麹菌由来酵素(約100種類)
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンB6
ビタミンB12
ナイアシン
パントテン酸
葉酸
イノシトール
ビオチン
ビタミンE

ナトリウム
マグネシウム
リン
マンガン
亜鉛

セレン
モリブデン
食物繊維
アミノ酸
・トリプトファン
・リジン
・メチオニン
・フェニルアラニン
・スレオニン
・バリン
・ロイシン
・イソロイシン
・ヒスチジン
・GABA
ブドウ糖
オリゴ糖

など…



驚くような数の栄養素が含まれていますよね。


しかし、「など…」と記述している通り、これらの栄養素の他にも含まれている栄養素があるので、非常に栄養価に優れた飲み物であることは、皆さんにもしっかりと伝わったのではないでしょうか。


甘酒は便秘に効果があるって本当?



ここからは、「甘酒は便秘に効果があるって本当?」という疑問について、解説していきたいと思います。


まず、甘酒の便秘への効果の有無ですが、「甘酒が便秘に効果がある」というのは本当です。


甘酒には、便秘の予防や解消に効果を発揮する「オリゴ糖」と「食物繊維」が含まれており、便秘の悩みを抱えている方には是非飲んでほしい飲み物なのです。


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オリゴ糖の便秘解消・予防に対する働き



オリゴ糖には、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。


オリゴ糖が善玉菌のエサとなって増殖を促すことで、善玉菌が増えるわけですが、ここで腸内細菌のバランスを善玉菌優勢にすることができると、善玉菌・悪玉菌のどちらか多いほうの味方につく「日和見菌」という腸内細菌も、善玉菌の味方についてくれます


善玉菌が増えると腸の働きが活発になるため、結果として便通が促され、便秘を予防・解消することができるのです。


食物繊維の便秘解消・予防に対する働き



一言に食物繊維といっても、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類があり、どちらにも便秘に効果を発揮してくれます。



【水溶性食物繊維】
水に溶ける性質を持つ食物繊維。
水に溶けるとドロドロのゲル状になるため、便に水分を与えて柔らかくし、便秘の予防・解消に役立つ。



【不溶性食物繊維】
水に溶けない性質を持つ食物繊維。
水分を吸収して膨張するため、便を大きくして腸の蠕動運動を促し、便秘の予防・解消に役立つ。



甘酒には、水溶性・不溶性両方の食物繊維が含まれているため、水溶性・不溶性両方の便秘に対する効果が期待できます。


また、どちらの食物繊維も善玉菌のエサとなり、善玉菌の増殖も促してくれるので、そういった意味でも腸内環境を整え、便秘の予防・解消に大いに役立ちます。


※甘酒のその他の効果



甘酒には、ご紹介させていただいた便秘の予防・解消効果の他にも、以下のような効果が期待できます



疲労回復の促進
ダイエット
免疫力アップ
リラックス
美肌(肌トラブルの予防)
美髪



健康に良い飲み物であるのはもちろんのこと、お肌や髪の健康にも良い飲み物でもあることがわかっているので、飲み物としての価値は非常に高いと言えますね。


便秘に効果的な甘酒の飲み方





甘酒を飲んで便秘を予防・解消したいのであれば、ただ単に「喉が渇いた時に甘酒を飲む」という飲み方では足りません


甘酒を飲むこと自体は良いことなのですが、効果的な飲み方をしたほうが、甘酒の便秘予防・解消効果をより一層高めることができます


米麹由来の甘酒を選んで!



まず、便秘の予防・解消を目的に甘酒を飲む場合は、酒粕由来の甘酒ではなく、米麹由来の甘酒を選ぶことをオススメします。


酒粕由来の甘酒は、酒粕に水と砂糖を加えるだけですぐに完成する簡易的な甘酒なのですが、米麹由来の甘酒は一晩発酵させて作られるため、その分酒粕由来の甘酒よりも、便秘に対する効果は高いです。


もし「飲みにくいな…」と感じる場合は、



牛乳や豆乳で割る
ココアやはちみつを加える
バナナやイチゴなどのフルーツと一緒にミキサーにかける



といった形で、飲みやすい形にアレンジして飲んでも大丈夫ですよ。


甘酒を飲むタイミングに注意!



便秘の予防・解消を目的に甘酒を飲むのであれば、夕食後に100~150ml程度の量を飲むことをオススメします。


なぜ夕食後がオススメなのかというと、睡眠中に腸の働きが活発になる時間帯(腸のゴールデンタイム)が訪れるからです。


寝る前に飲んでも良いのですが、甘酒にはブドウ糖が含まれているため、夕食後に飲んだ場合と比べると太りやすくなってしまいますから、夕食後に飲むようにしましょう。


甘酒には便秘の予防・解消に効果的な成分が含まれている!



今回は、甘酒の便秘への効果の有無と、甘酒を飲むタイミングについて調査した結果をご紹介させていただきました。


甘酒には、便秘の予防・解消に効果的な成分が含まれているため、便秘に効果を発揮してくれるようです。


そして甘酒には、便秘の予防・解消の効果の他にも、健康や美容に役立つ様々な効果が期待できる飲み物でもあります。


つまり、便秘への効果を期待して甘酒を飲むことで、他の効果も得られるということ。


アルコールが微量に含まれる酒粕由来の甘酒は、飲める方・飲めない方に分かれてしまうと思いますが、米麹由来の甘酒であれば、子供から大人まで飲むことができますから、便秘に悩む方だけではなく、多くの方に飲んでいただきたいなと思います。


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