スーパーフードとして話題の「クコの実」


「クコの実」と言われてもピンとこない方も多いと思うのですが、


杏仁豆腐の上にのっている赤い実


と言えば「あ!あれがクコの実か!」と、そこではじめてピンとくる方が多いと思います。


クコの実には、あの小さな容姿からは想像できないような効果・効能を秘めているので「スーパーフード」と呼ばれているわけですが、「副作用に注意しなければならない」という一面も持っています。


そこで今回は、クコの実を食生活に取り入れる前に知っておきたい、クコの実の副作用や摂取量などについて解説します。


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クコの実とは?


クコの実

クコの実とは、ナス科クコ属の小さな果実のことです。


「クコの実」という呼び名の他に、主に海外では「ゴジベリー」と呼ばれています。


原産は中国や東アジア、中国では「不老不死の実」とも呼ばれ、昔から薬用果実として食べられてきました。


世界三大美女の1人である「楊貴妃」も、「美容のためにクコの実を毎日食べていた」という言い伝えがあります。


クコの実は漢方薬にも使われており、厚生労働省では、葉と実の部分は非薬品、根皮の部分は医薬品として区別しているそうです。


健康や美容に対する様々な効果があるため、海外セレブの間で親しまれています。


クコの実の栄養と効果



クコの実にはビタミンやミネラルなど、100種類にも及ぶ豊富な栄養素が含まれています。


あの小さな見た目からは想像できませんよね。


その中でも特に多く含まれているのが、次のような栄養素になります。



βカロチン
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンC
アミノ酸(ベタイン)
カルシウム
カリウム
亜鉛

食物繊維
ヒドロキシプロリン
βシトステロール
ポリフェノール(ルチン・タンニン・ヘスペリジン)

など…



そして、これらの豊富な栄養素に由来する、次のような健康・美容への効果が期待できます。




血液をサラサラにする
生活習慣病の予防
アンチエイジング
冷え性改善(血流改善)
眼病予防
代謝促進
コレステロールの排泄
肝機能を高める
腰痛や肩こりの緩和
PMSや更年期症状の緩和
疲労回復
免疫調整
解毒効果
美肌・美白効果



なぜ副作用があるといわれている?



クコの実の副作用に関しては、医学的根拠はありませんが、「副作用がある」と言われています。


では、医学的根拠がないのにも関わらず、なぜ「副作用がある」と言われているのかというと、考えられるのは次の3つの理由です。


①過剰摂取してしまう



人間の体は、ある特定の食べ物を過剰摂取してしまうと体を壊してしまいます


「体にいいよ!」と言われていても、過剰摂取してしまえば、効果がないどころか害になってしまうことがあります。


コーヒーやアルコールなどがわかりやすい例ですね。


摂取量を超えてしまうと病気になったり、なんらかの症状が出たりしてしまいます。


②クコの実が薬用果実である



最初にご紹介した通り、クコの実は「漢方薬にも使われる薬用果実」です。


可能性としては西洋薬よりも少ないですが、漢方薬にも多少の副作用はありますから、クコの実でも副作用の様な症状が出てしまうのではないのでしょうか。


③体質が合わない(アレルギーを持っている)



体質によって「合う」「合わない」というのも、理由の1つとしてあると思います。


食物アレルギーを持っている方は、もしかしたらクコの実も体質に合わない可能性があり、食べると体調を崩す恐れがあります。


クコの実にアレルギーを持っている方はもちろんのこと、



・レタス
・トマト
・モモ
・あんず
・キウイ
・アーモンド



こういった食物アレルギーを持っている方が、クコの実でアナフィラキシーショックを起こしているそうなので、該当する方に副作用が現れるのではないでしょうか。


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クコの実の副作用


チアシード 副作用 摂取量


クコの実の副作用として、


・生理が早まる
・早産や流産の危険性が高まる
・血圧が低下する
・お腹を壊す


などの危険性があると言われています。


1つ1つ詳しく見ていきますね。


生理が早まる



クコの実には「ベタイン」という成分が含まれています。


ベタインには血流を増やして血行不良を改善する効果があるのですが、この働きが生理においては「生理が早まる」という副作用に変わってしまいます。


元々生理不順な方や、生理の遅れが気になる方にとっては副作用と感じないかもしれませんが、生理予定日を避けて入れていた予定が狂う可能性もあります


早産や流産の危険性が高まる



「生理が早まる」という副作用と被るのですが、クコの実に含まれる「ベタイン」は、実は「人工中絶薬」に使用されている成分でもあります。


そのため、妊婦さんがクコの実を通してベタインを摂取することで早産になる恐れがあるとされています。


クコの実は栄養豊富なので、むしろ「妊婦さんも食べるべき」とする意見もあるので一概には言えませんが、副作用として早産を引き起こす可能性があるので気を付けたほうが良いでしょう。


血圧が低下する



クコの実には血圧を下げる作用があります。


これは、高血圧の方にとっては助かる作用なのですが、低血圧の方にとっては、ただでさえ低い血圧がさらに下がってしまうので、めまい・立ちくらみ・倦怠感といった症状に襲われる可能性があります。


また、高血圧の治療の一環として「血圧降下剤」を服用している方にとっては、クコの実と血圧降下剤のダブルの作用で一気に血圧が下がる恐れがあります。


お腹を壊す



クコの実はナス科の果実であるということは、冒頭のほうでご紹介させていただいた通りです。


ナス科の植物には体を冷やす作用があるため、クコの実を摂取することによって体が冷やされます。


そして、体が冷えた流れで、今度は腹痛や下痢を引き起こす場合があります。


食べ過ぎなければ心配はいらないのですが、胃腸が弱い方だと、数粒でも腹痛や下痢を起こす可能性もあるので要注意です。


クコの実の摂取量



クコの実


それではどのくらいなら摂取していいのか?


クコの実の適切な摂取量といわれているのは、


一日10~20粒


と言われています。


過剰摂取は体調不良・副作用の原因となってしまうので要注意です。


クコの実を避けるべき人



副作用を予防するためには、摂取量を守ることも大事なのですが、「クコの実を避ける」という判断をする必要がある方もいます。


例えば、次の項目に当てはまる方はクコの実の副作用が起こりやすいので、クコの実を避けるべきです。



・妊娠中の方
・授乳中の方
・低血圧の方
・血圧を下げる薬を服用している方
・胃腸が弱い方
・消化不良を起こしやすい方
・腹痛や下痢を起こしている方



副作用が出てしまった場合は?



クコの実を食べた後に、万が一副作用が疑われる症状が出てしまった場合は、その後は食べないようにしましょう。


そして、症状がひどい時は病院を受診し、「クコの実を食べてから体調がおかしくなった」ということをしっかりと医師に伝えてください。


クコの実でキレイと健康を手に入れよう!



今回は、クコの実を食生活に取り入れる前に知っておきたい、クコの実の副作用や摂取量などについて解説させていただきました。


クコの実には副作用があること、そして食べ過ぎるともっと危険であること、お分かりいただけましたでしょうか。


健康・美容のためでも、クコの実を食べて体を壊してしまえば元も子もありません。


自分の体質にあった健康・美容法を見つけるのが一番ですから、クコの実を食べて副作用と思われる症状が出てしまった場合は、「クコの実を食べる」という方法以外の健康・美容法を探しましょう。


ただ、副作用のリスクを除けば、クコの実は栄養豊富で健康や美容に一役買ってくれるスーパーフードです。


過剰摂取を避けて体に負担がかからないようにし、クコの実でキレイと健康を手に入れましょう!


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