花粉症の症状はさまざまですね。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりは、多くの人が経験しているのではないでしょうか?
中には、頭痛だけ・・・という人もいるようです。
花粉症なのに頭痛がするのはなぜなのでしょう?
めまいがしてきたら別の病気のサインなのでしょうか?
Contents
花粉症で頭痛になるのはなぜ?
花粉症の症状は、花粉を吸いこむことによって体が免疫機能が過剰に働き、アレルギー反応を起こすことであらわれます。
花粉を吸いこむことが直接の原因となって頭痛がおこることはありません。
多くの場合、頭痛だけではなく、鼻やのどなどに痛みやかゆみなど、さまざまな症状を併発しているようです。
頭痛の原因となるのは、鼻づまりです。
鼻がつまることによって呼吸がしづらくなり、脳への酸素供給量が減ります。
脳は酸欠状態となり、頭痛が起こるのです。
また、くしゃみを頻発することによって首や肩が凝り頭痛につながったり、花粉症そのものがストレスとなって体全体の血流が悪くなり、頭痛につながるとも考えられています。
めまいがおこるのはなぜ?

めまいも、頭痛と同じ原因でおこります。
脳への酸素供給量が減ることで脳が酸欠状態となり、頭がクラクラしてしまうのです。
めまいがしてきたら病気のサイン?対処法は?
めまいは、さまざまな病気のサインでもあります。
花粉症からくるめまいだと思っていたら、実は別の病気だった!という場合も考えられますので、いくつかの病気を紹介しておきます。
回転性のめまい
天井がぐるぐる回るようなめまいです。
この場合、吐き気や嘔吐などの症状を伴い、内耳や前庭神経の病気、脳幹や小脳などの中枢神経の病気でみられます。
浮動性、動揺性のめまい
自分がふわふわと浮いているようなめまいです。
前庭神経の障害が起こった場合や、回転性のめまいの回復期にもみられます。
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立ちくらみなどを伴うめまい
目の前が急に暗くなったり、気が遠くなったりするめまいです。
ひどい場合は失神したり意識を失うことがあります。
不整脈や低血圧などの心臓や血管の病気、貧血、心因反応などでみられます。
これらめまいの症状と一緒に、耳鳴りや手足のしびれ、しゃべれない、顔面の麻痺などの症状がある場合はすぐに病院へ行きましょう。
ストレスが原因

めまいの原因のひとつとして、ストレスも考えられます。
花粉症がストレスになることもあります。
花粉症によって普段のように過ごすことができなくなったり、体中に不調を感じることがストレスになってしまうのです。
ストレスは放っておくと不眠症になったり、うつ病になったりと、精神的な病につながっていきます。
市販薬や、病院で処方薬をもらうなどして花粉症の症状を軽くし、ストレスのもとを減らしていきましょう。
激しい頭痛のあとにめまいや吐き気
花粉症が原因の頭痛とめまいだから・・・と油断しないでください。
激しい頭痛はなんらかの病気のサインの可能性があります。
くも膜下出血や脳梗塞や脳出血など、命に関わることもあります。
激しい頭痛のあとにめまいや吐き気がするときは、すぐに病院へ行きましょう。
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