健康のために、普段から市販の野菜ジュースを飲んでいる方も多いと思います。


そんな皆さんは、市販の野菜ジュースを「効果がある」と思って飲んでいるのではないかと思うのですが、「効果あり」と言われている一方で「効果なし」という話もあり惑わされている方も多いようです。


では、市販の野菜ジュースは「効果あり」でしょうか?


それとも「効果なし」でしょうか?


市販の野菜ジュースの効果の有無と共に、「市販の野菜ジュースが身体にどう影響するのか」ということについて調査してみましたので、その結果についてご紹介します。


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市販の野菜ジュースの身体への影響(効果)





まずは、一般的に知られている市販の野菜ジュースの身体への影響についてご紹介します。


使用されている野菜の種類によっても変わってくるのですが、市販の野菜ジュースを飲むことで摂取できるのは、



ビタミンA(βカロテン)
ビタミンB群
ビタミンC
ビタミンE
カリウム
リコピン
食物繊維


といった栄養素である場合が多いです。


そのため、こういった栄養素による



抗酸化作用(老化防止効果・アンチエイジング効果)
血糖値の上昇を抑える
コレステロール値を下げる
中性脂肪を減らす
メタボリックシンドロームをする
美肌を作る



といった、身体への良い影響(効果)が期待できます


市販の野菜ジュースは効果ありor効果なし?



市販の野菜ジュースを飲んでいる方の中には、嗜好品として野菜ジュースを飲んでいる方もいるとは思うのですが、ほとんどの方が「効果がある」と思って飲んでいるのではないかと思います。


では、「市販の野菜ジュースは効果ありなのか、それとも効果なしなのか」というと、はっきりとしたことは言えません


つまり市販の野菜ジュースは、「効果あり」とも「効果なし」とも、どちらとも言いきれないのです


補助的に市販の野菜ジュースを飲んでいる方にとっては、それほど大きな問題にはならないかもしれませんが、市販の野菜ジュースを飲むことで「野菜をしっかり食べた」という気持ちになっていた方にとっては、「思っていたほどの効果は得られないもの」という結論に至ってしまいます。


効果なしと言われる理由は?





市販の野菜ジュースが効果なしと言われている理由には、野菜ジュースの製造過程に理由があります


加熱殺菌でダメになる栄養素がある



ほとんどの場合、野菜ジュースを製造する過程で「加熱殺菌」の処理が施されます。


加熱殺菌することによって菌を殺すことができるので、そういった意味では安心して飲める野菜ジュースができあがるわけですが、この加熱殺菌によって、多くの野菜に含まれる「ビタミンC」は破壊され、生野菜に多く含まれる「食物酵素」は活性を失います


他にも、水に溶ける水溶性の性質を持つ栄養素は、大部分が加熱殺菌によって失われます


不溶性食物繊維が取り除かれてしまう



市販の野菜ジュースの多くは、サラサラとしていて飲みやすいですよね。


なぜサラサラとしているのかというと、製造過程で「不溶性食物繊維」を取り除いているからです。


野菜には、前述した不溶性食物繊維の他、「水溶性食物繊維」も含まれており、野菜を食べることで2種類の食物繊維を摂取することができるのですが、市販の野菜ジュースはというと、不溶性食物繊維を取り除いているため、水溶性食物繊維しか摂取することができません


この2つの食物繊維は、「水溶性食物繊維:不溶性食物繊維=1:2」の割合で摂取することが望ましいのですが、市販の野菜ジュースだと不溶性食物繊維を摂取することができず、バランスが偏ってしまいます


つまり、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を摂取していなければ、食物繊維も思うような効果が発揮できなくなってしまうということです。


その上、水溶性食物繊維は水に溶ける性質を持っている以上、加熱殺菌の過程で多くが失われるため、水溶性食物繊維が摂取できると言っても多くは摂取できません


そういった意味では、「十分な食物繊維を摂取することができない」と言うこともできますね。





「効果なしと言われる理由」を一言でまとめると、「野菜を食べることと同等の栄養素が得られるわけではない」ということになります。


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失われていない栄養素もちゃんとある!



製造過程で失われてしまう栄養素がある市販の野菜ジュースですが、失われない栄養素もちゃんとあります


例えば、


ビタミンA(βカロテン)
ビタミンE
カリウム
リコピン



といった栄養素のような、脂溶性の性質を持っていたり、熱に強い性質を持っていたりするような栄養素は、製造過程で失われません


また、製造過程で失われる栄養素に関しても、後から加えている場合もあるため、野菜ジュースを飲むことで摂取することができる場合もあります。


効果的に市販の野菜ジュースを飲むためには?





野菜を食べることと同等の栄養素が得られるわけではない市販の野菜ジュースですが、効果的に飲むことは可能です。


では、どういった点に注意すれば、市販の野菜ジュースを効果的に飲むことができるのでしょうか。


野菜ジュースの選び方にこだわる!



一言に市販の野菜ジュースといっても、様々な野菜ジュースがありますよね。


そのため、どの野菜ジュースを選べば効果的に野菜ジュースを飲むことができるのだろうかと迷ってしまうかと思うのですが、以下のような野菜ジュースを選ぶことをオススメします。



野菜100%のもの
栄養素がしっかりと含まれているもの
非加熱処理がされているもの(加熱する殺菌処理を行っていないもの)
無添加のもの
糖質が少ないもの



こういった情報は、野菜ジュースのパッケージに記載されています。


ですから、市販の野菜ジュースを選ぶ時には、パッケージに記載されている内容もしっかりとチェックするようにしてみてください。


野菜ジュースを飲むタイミングにこだわる!



市販の野菜ジュースを飲むからには、飲むタイミングにもこだわりましょう


飲むタイミングとしてオススメなのは、以下の2つのタイミングです。



【食前】
食前に飲むことで、肥満の原因にもなる「血糖値の急上昇」を抑えることができる

【起床後】
起きたばかりで栄養が不足している状態で飲むことで、野菜ジュースに含まれる栄養素をしっかりと吸収することができる



野菜ジュースに頼りすぎない



効果的に市販の野菜ジュースを飲むためには、「野菜ジュースに頼り過ぎない」ということも大切です。


野菜ジュースを飲むことは野菜を食べることとはイコールにならないため、失われた栄養素を後から添加している野菜ジュースもありますが、基本的には野菜を食べることと同等の栄養素が得られるわけではありません


野菜を食べなければ摂取することができない栄養素もありますし、野菜を噛んで食べることにも



歯や顎を強くする
唾液の分泌を促す
満腹中枢を刺激する



といったメリットがあります。


そういったことを考えると、野菜の摂取を野菜ジュースのみに頼るのではなく、野菜はしっかりと食べるようにして、不足する分を野菜ジュースで補うようにするのがベストです。


市販の野菜ジュースは野菜を食べる場合と比べると劣るが…



今回は、市販の野菜ジュースの効果の有無と共に、「市販の野菜ジュースが身体にどう影響するのか」ということについて調査した結果についてご紹介させていただきました。


市販の野菜ジュースには、製造過程で失われてしまう栄養素があるため、効果なしと言われてしまっても仕方がない状況なのですが、効果なしと言い切ってしまうのは間違いです。


野菜を食べる場合と比べると劣る部分はあるのですが、飲むことで期待できる効果もちゃんとあります


野菜を食べるのが理想ですが、それが難しい場合は市販の野菜ジュースを飲んで、野菜を軽く補うようにしてみてください


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